【大人買い】キャンプの照明ギアと我が家のメインランタン選び
キャンプデビューが九州のおへそ辺りで3月初旬。初キャンプにして氷点下に見舞われた夜に、必ず必要なギアがひとつかけていることに気づきました。それは、自分たちのテントサイトの周りを照らすメインランタンがないということ。そこで今回の記事では、我が家がメインランタンを決めるまでの道のりを書きたいと思います。
初キャンプでの照明ギア
素人キャンパーの我が家ではキャンプデビューを前にして、事前に照明を探しました。近所のアウトドアショップにてスノーピークのアドバイザー社員さんの助言も聞いたうえで、以下の照明を揃えました。
インナールーム(寝室)の照明
ランドロックのインナールーム、寝室として使用する照明はスノーピークのLEDランタン「ほおずき ゆき(100ルーメン)」を選びました。周りが静かになると明かりが暗くなったり、風で揺れると照度が変わったり、面白そうだなと思ったのが決め手です。また、LED照明ということもあり、ド素人過ぎて一酸化炭素中毒とかその辺のことが全く分からなかったので、LED照明なら安心できるというのも、大きな理由のひとつです。
スノーピーク
これがその時の写真ですか?「ほおずき」が7個ぐらい連なって、すごく明るくていいですね。ほおずきってひとつ、いくらするんですか?
ひとつ、10,780円(税込)ですよ
それ、スノーピーク
こんなやり取りもあって、とりあえず「ほおずき」の白色「ゆき」をひとつ、購入しました。「ほおずき」は2021年4月現在、3つのカラーが発表されています。 ランドロック
セッティングはしていましたが、子供たちを寝かしつけにいき、すぐに寝せたので、結果的にインナールームでほおずきの照明をつけることはありませんでした。そのため、明るさや動作などはまた次回のキャンプ時に、インナールームで遊んだりする機会があったら、改めてレビューしますね。
リビングルーム(前室)の照明
リビングルームは、スノーピーク
我が家では明るさ的には真ん中で1500ルーメンの「ルーメナー
ランドロック
一酸化炭素チェッカーについてはこちらの記事を参照してください。
キャンプ当日は周りのキャンパーも離れていたため、外部の明かりがほとんどない中「ほおずき」も使用しない状態で、「ルーメナー2」のみの実力でこれです。
かなり十分な明るさだと思います。他のブログを見る限り、明るさとしては一番小さい「ルーメナー
ルーメナー は充電式のLEDライトのため、キャンプ前日の充電を忘れないようにしましょう
ルーメナー
キャンプサイト外用の照明
ようやくこのブログの本題につながる自分たちのキャンプサイト周りの外用のランタン選び。これこそ、スノーピーク
ハリケーンランタンであれば、ドイツのフュアハンドランタンが有名でしたが、私が選んだのはアメリカの老舗メーカーであるDIETZ
素人キャンパーとしては外用はこれで十分な明るさが保てるだろうと考えていました。
しかし、デイツ
そんなこともあり、次回のキャンプまでにメインランタンを買い揃えようと思い、またも一人で色々と夜な夜なギアを漁ることに。
明るさの基準、ワット相当(W)とルーメン(lm)
今回は同じ失敗を繰り返さないようメインランタンとして最低限必要な明るさをまずは、調査することにしました。明るさの基準は現在大きく分けて二つあり、ワット相当(W)とルーメン(lm)。
ワット相当とは白熱電球のワット(W)が消費電力を示す単位であるものに対し、LED電球の消費電力は1/6程度のため、同じワット数の表記では同等の明るさを消費電力の基準では表現できません。そのため、ワット相当は消費電力で計算せずに、従来の白熱電球の消費電力であるワット数での明るさを基準として、それと同等の明るさをワット数相当と表記しているものになります。
ルーメン(lm)は、白熱電球時代の消費電力としてのワットと、前述したLED電球でのワット相当という表記では、同じワット数でも同等の明るさではないことになり、消費者に分かりにくいということが問題視されていました。そのため、日本照明工業会(JLMA)が、LED電球の明るさの統一基準を決めたのが、ルーメン(lm)という新しい単位になります。
ワット相当とルーメン値の相関表は以下になります。
ワット(W)相当 | 20 ワット相当 | 30 ワット相当 | 40 ワット相当 | 50 ワット相当 | 60 ワット相当 | 80 ワット相当 | 100 ワット相当 |
ルーメン(lm)値 | 170 ルーメン以上 | 325 ルーメン以上 | 485 ルーメン以上 | 640 ルーメン以上 | 810 ルーメン以上 | 1160 ルーメン以上 | 1520 ルーメン以上 |
今回、ワット相当とルーメン値の詳細を記述したのは、メインランタンを探すにあたり、LEDライトやLEDランタンはルーメン値で表記されているのですが、灯油ランタンや、ガスランタン、ガソリンランタンなどは、ワット相当で表記されているものが多かったため、メインランタンの最低限必要な明るさを調べるためには、まず照度の単位を知る必要があるということで、自分なりにまとめてみました。
100ワット以上(1500ルーメン)のメインランタン
ランドロック
ちなみにデイツ社の「No.76 ハリケーンランタン ブロンズ」の明るさを調べたところ、8ワット相当ということでした。家のトイレで少し暗いなと思う電球が40ワットぐらいということを考えると、このハリケーンランタンで、真っ暗な外のキャンプサイトを照らそうと思っていた私って逆にすごいと思いました。素人こそ恐れ知らずですね。(笑)
スノーピーク「ギガパワーBFランタン」
一番初めに候補に挙がったのはスノーピーク
問題は売り切れ完売で、どこにも売ってないことです。
ギガパワーBFランタン
予約は大丈夫ですけど、初めの予約の方で一昨年(2019年)の秋に予約されている人にまだ届いていないので、おそらく今年中はまず無理かと思います。
おととし?今、2021年4月ですけど、おととしですか。。
ギガパワーBFランタン
コールマン「ノーススター(R)チューブマントルランタン」
最大出力230W相当と、スノーピーク
しかし、ガソリンと聞くだけで初心者には少しハードルが高い。ガソリンを持ち運ぶための専用ボトルが必要だったり、圧を抜いたりなどのガソリンの管理も難しそう。そのため、素人キャンパーの私はビビって今回は見送りました。ガソリンランタンを使いだせば、少しはベテランキャンパーの仲間入りになるのかなと思いながら、今後はそこを目指してやっていきます。
ペトロマックス hk500
ドイツ製の灯油ランタンの王道、ペトロマックス
ペトロマックス
今回、紹介した3つのメインランタンの候補を以下の表にまとめてみました。
メーカー | 商品名 | 定価 | 実売価格 | 入手 | 燃料費 | お手入れ |
スノーピーク | ギガパワーBFランタン | 19,580円 | × | × | △ | ◎ |
コールマン | ノーススター(R)チューブマントルランタン | 22,990円 | ◎ | ◎ | ○ | 〇 |
ペトロマックス | ペトロマックス hk500 | 33,000円 | △ | △ | ◎ | × |
他にもキャプテンスタッグやユニフレームなどのメーカーもありますが、今回はメジャーな3つを比較させていただきました。
我が家のメインランタンはこれだっ!!
とにかく明るい安村が大好きな我が家、、。いや、とにかく明るいランタンが好きな我が家のメインランタンはこれに決定しました。
ペトロマックス hk500 ブラス
メインランタンは一つが良い
色んな記事を読んでみると、第一候補だったスノーピーク
先日の3月初旬の初キャンプではヴェルファイアの後ろが天井まで塞がるほどの荷物を考えると余分な荷物は極力減らしたい。そのため、メインランタンは一つという選択になりました。
他のランタンにはない魅力
ペトロマックス
メンテナンスの大変さを超えたライフタイムギアという存在
メインランタンを探し出してから一ヶ月が経ち、ペトロマックス
悩みに悩んだカラーの選択
そこから、また色で悩んでしまって、さらに1週間、、。(笑)
当初、ニッケル一択で考えていたのですが、ブラスとニッケルでは、2021年3月下旬の相場は、ニッケルが3万円台でブラスは4万円~5万円台とブラスの方が高額で取引されていたので、ブラスの方が人気なのかなと思い、ブラスの記事を隈なく探してみました。その悩んでいる間にニッケル(銀色)のメルカリの出品がどんどん売れていき、そろそろ決めなければいけないときに見つけたのが、ブラス(金色)の光についての記事。
ペトロマックス hk500 ブラスは、ランタンの光を自身のブラスで反射させ、更に明かりを灯す
という記載があって、その言葉に引かれ、ブラス(金色)に決めました。
入手はなかなか苦労する
もちろん、先ほどの表でまとめた通り、日本正規品、並行輸入品を含め、すべて完売で、海外通販も探しましたが、海外通販も完売でした。そのため、メルカリとamazonと楽天をまた更に1週間ぐらいにらめっこしていたら、ついにamazonで、定価33,000円より6,000円高い金額で販売しているショップを見つけました。送料無料なので、送料分と思って、即ポチしてようやく我が家にメインランタン「ペトロマックス
次回の記事(上記の関連リンク)では、ペトロマックス
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