【2020年度・最新版】スポーツバイク 人気ブランドランキング

目次

はじめに

キャンプブログにライドというカテゴリーがあるのは珍しいかもしれませんが、最近ではオートバイでのツーリングキャンプも流行っていますし、キャンピングカーもブームになっています。トップ画面のバナーにもある通り、いつかまたJeepに乗ってキャンプに行くことを目標にしているので、ライドカテゴリーでは、乗り物という大きな枠で、色んなことを書いていきたいと思います。

キャンプは自然と遊ぶものと思っているので、その中で今回は「キャンプ×バイシクル」ということで、バイクはバイクでもバイシクル、つまり自転車にスポットを当ててみたいと思います。キャンプに使う自転車といえば、通称、折り畳み自転車と言われるフォールディングバイクや、山で遊ぶマウンテンバイク、最近流行りの新しい乗り物であるイーバイクというジャンルがあります。それぞれに細かくジャンルが分られていたりするので、また詳細は追って記事に書いていければと思っています。

今回は自転車を選ぶという時に、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、イーバイク、フォールディングバイクなどなど、様々なジャンルの自転車がある中で、それを展開している各ブランドをご紹介したいと思います。

ブランドは日本発祥のブランドを含め、海外からもたくさんのブランドが輸入されており、メジャーなブランドだけでも30社以上あります。キャンプでライドしたい、日本一周を自転車でしながらキャンプしたい。でも自転車のブランドの数が多すぎてどれがいいかわからない。そんな読者のために、スポーツバイクの主要ブランドを人気ランキング形式で発表します。

この記事では「バイク=自転車」で表現します。

巷に溢れている人気ブランドランキングの記事は嘘ばかり?

ロードバイク 人気ランキング」などで検索すると、大手ママチャリ通販の「サイマ(サイクルマーケット)」や大手ママチャリチェーン店の「サイクルベースあさひ」などの人気ランキングの記事が上位にヒットします。そこで紹介されている記事をみると、現実とかけ離れたランキングばかりで、結果、自社が取扱い販売しているブランドや、自社の在庫処分のために売りたいブランドなどが並んでいたりします。

そもそも大型店舗のママチャリ屋さんなので、スポーツバイクの知識が全店舗レベルでどれくらいあるのか定かではありませんが、スポーツバイクを専門に取り扱うプロショップは、最先端の設備に加え、技術や経験、知識を持ったメカニックスタッフが常に世界のトレンドを追いかけています。そのため、プロショップに比べれば、大型チェーン店の人気ランキングの信用度は低いと思います。

また誰とは言いませんが、自称自転車ブロガーさんが紹介している記事では以下のような自転車をお勧めと紹介していたり、人気ランキングに掲載したりしています。

  • アフターパーツの供給がない
  • 使い捨ての激安通販バイク
  • 寄せ集めの部品で作られた標準規格に当てはまらないバイク
  • 何のジャンルを目的に作られたバイクなのかもわからない自転車

いわゆるルック車(?)というものですね。その道のプロなら間違いなく勧めたりしない自転車の購入先のリンクが貼られており、アフェリエイト収益が目的とはいえ、よくそんな嘘の情報を実名で語っている自称自転車ブロガーさんがいたりもします。

ルック車とは?=ルック車と言われるロードバイクは以下の商品のような自転車の事です。素人が乗っても時速30キロを優に超えるロードバイクが、2、3万円で買える訳ありません。ロードバイクは一番安いブランドでも10万円弱ぐらいからになります。つまり以下のような自転車は、ロードバイクと言うより、ただのハンドルの曲がった自転車です。アフェリエイトのリンクを貼っておいて何ですが、ロードバイクが欲しい方は間違っても買わないでくださいね

実態に近いスポーツバイクの人気ブランドランキングを発見!

そこで、もっと実態に近いようなスポーツバイクの人気ブランドランキングを調べている人がいないか、検索結果の下の方、次のページまで諦めずに、人気ブランドランキングの記事を探していたら、すごくまともな記事を書いてらっしゃる方を発見しました。「Route92」という自転車を中心としたブログを書いている方で、2019年までスポーツバイクの人気ランキングを記事にされていました。この方はブランド名の「カナ」と「英語」が、どれだけユーザーに検索されたかをGoogleのキーワードプランナーを使って、月間平均検索ボリューム(回数)を集計し、それを各ブランドごとにランキングにしています。

2016年から2019年まで年別でスポーツバイクの人気メーカーランキングを作成しておられましたが、残念ながら2020年から人気メーカーランキングの記事が更新されておらず、またブログ自体も2021年2月から更新されていません。そこで、代わりに私が勝手に2020年からのスポーツバイクの人気メーカーランキングを引き継ぐことにしました。

Route92さんは「ロードバイク 人気メーカーランキング」というタイトルで記事を書かれていました。今回、私は差別化を図るためにスポーツバイク 人気ブランドランキング」というタイトルに変更しました。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなど広い意味で、スポーツバイクと名称を統一し、メーカーではなくブランドという名称を使っています。広い意味ではメーカーの方が正しい言い方ではありますが、海外のメーカーは、メーカー名がブランドと認知されつつあることから、今回はRoute92さんの記事と差別化を図るためにも、ブランドという表現をあえて使っています。

ランキングの集計方法と集計期間

現在、2021年4月ですが、ひとまず「Route92」さんが集計していた方法を踏襲し、Googleキーワードプランナーを使用して2020年度のランキングを集計していきたいと思います。「Route92」さんが最後に集計したのは2019年のロードバイク人気メーカーランキングで、2019年9月17日までの過去1年間での集計結果のランキングでした。

今回、私の方で新たに作成した最新版の2020年度、スポーツバイク人気ブランドランキングの集計方法と期間は以下になります。

  • ブランドの「カナ」と「英語」表記の検索数を集計(?)
  • 検索対象は日本国限定
  • 集計数は月間平均検索ボリュームの数の年間累計数を示す
  • 集計期間は2020年1月から2020年12月末まで
  • 人気ランキングは今回はトップ20までをランキング

検索されたキーワードの集計数は、バイクブランドの名称「カナ」と「英語表記」のみにし、メーカーが持つ、パーツブランド(ボントレガー等)やホイールブランド(ロバールやカデックス等)、ハイエンドブランド(S-WORKSやレパルトコルサ等)の名称などは、多数のブランドを持つメーカーが有利になるため、公平性を保つため除外しました。また「ブランド名称+車種名」などの部分一致に関するバイクブランドの検索数は、新製品などが発表されたタイミングでアクセス数が大幅に伸びる傾向があるため、今回は部分一致に関しても除外しています。アンカーやタイムなど、他の意味で有名な検索用語に関しては、「アンカー バイク」「Anchor 自転車」「アンカー スポーツ」など自転車ブランドの検索とわかる複数のワードの合計を集計しています。純粋にバイクブランドのみの集計を対象として正当性のある人気ランキングにしております。

スポーツバイク 人気ブランドランキング 2020年度【最新版】

人気ランキング

ランキングブランド名(英語表記)ブランド名(カナ表記)年間累計検索ボリューム前年度
1位GIANTジャイアント台湾1,130,1004位
2位SPECIALIZEDスペシャライズドアメリカ929,5001位
3位TREKトレックアメリカ913,4002位
4位Bianchiビアンキイタリア861,8003位
5位Cannondaleキャノンデールアメリカ629,2006位
6位CANYONキャニオンドイツ390,60010位
7位LOOKルックフランス378,10016位
8位PINARELLOピナレロイタリア357,2005位
9位MERIDAメリダ台湾321,8307位
10位FACTORファクターイギリス265,200圏外
11位SCOTTスコットスイス201,70021位
12位BMCビーエムシースイス196,96017位
13位Anchorアンカー日本192,07013位
14位FELTフェルトアメリカ172,51011位
15位COLNAGOコルナゴイタリア172,4009位
16位DE ROSAデローザイタリア166,5008位
17位FUJIフジアメリカ149,59012位
18位cerveloサーヴェロアメリカ135,80023位
19位cinelliチネリイタリア122,00022位
20位RIDLEYリドレーベルギー87,70028位
2020年度 スポーツバイク人気ブランドランキング トップ20

2020年のランキング1位は?

2020年2月から世界中がコロナ禍に見舞われ、自己免疫力の強化、運動、健康、感染予防という観点から、世界中で自転車という乗り物が新たに見直されました。そのため自転車の需要が供給を大幅に上回っており、今現在(2021年4月)も各ブランドの自転車の在庫がない状況が続いています。

そんな中、2017年から2019年までスペシャライズドとトレックが首位争いをしていた1位を、遂に、世界の自転車総合メーカーである台湾ブランド「ジャイアント」が2016年以来、4年ぶりに首位を奪還しました。コロナ禍による自転車需要の大幅な増加により、多くの人が自転車の購入を検討された結果、販売台数も知名度も、商品ラインナップ数もスポーツバイクブランドで一番豊富なジャイアントがランキング1位になったことは必然だったように思います。

トップ5には相変わらず人気のアメリカ勢

首位は台湾ブランドに譲ったものの、相変わらず人気のアメリカンブランド。スペシャライズドは首位から陥落したものの、トレックを上回り2位をキープ。トレックもスペシャライズドを僅かな差で追いかけ、3位をキープしています。2016年のランキングスタート時から永遠のライバルとして、首位を争っている2つのアメリカンブランド「スペシャライズド」と「トレック」は、2020年もスペシャライズドが、トレックを僅かに上回りました。今までの戦績はスペシャライズドの4勝、トレックの1勝、2018年にトレックが首位を獲った以外は、すべてスペシャライズドに軍配が上がっています。

また以前は上述した2つのアメリカンブランドと共にトップ争い常連だったもうひとつの、アメリカ3大ブランドである「キャノンデール」。昨年はトップ5に入ることができず、近年、日本ではアルペングループへの販売チャンネルの拡大や大手スポーツバイクチェーン店「Y’s Road」の在庫処分による安売りセールなどあり、ブランド力の低下で徐々に人気を落としていました。しかし2020年モデルからグローバルでプロダクトが大幅に変更、黄緑のブランドカラーが一新され、シックな色合いのカラーラインナップが増えたことが要因か定かではありませんが、2年ぶりにトップ5に返り咲いています。

安定のヨーロッパ勢

ヨーロッパ勢からトップ5に唯一入ったのはイタリアのビアンキ。2016年のランキングスタートから、トップ5圏外に出たことがなく、常に上位で不動の人気を誇るビアンキは、ファッションバイクからレーシングバイクと、今ではヨーロッパを代表する自転車総合メーカーです。イタリアの名門ピナレロ、フランスのルックに関しては、日本ではハイエンドカーボンロードのみの展開ですので、安売りされにくいブランドでもあり、輸入量もさほど多くないことから市場になかなか出回らないブランドになります。そのため希少価値も高く、日本でも長く人気を保っていて、現在も全く衰えを知りません。

スイス勢は日本へ進出しているブランドが少ないながらも、11位と12位にスコットと、ビーエムシーが入り、上位に食い込んでいます。スコットは前年度の21位から11位へのランクアップで、2020年、日本では飛躍の年になりました。弱虫ペダルの主人公、小野田坂道くんが乗っているBMCは、坂道くんが人気がないからか長らく人気も低迷していましたが、ここにきて、トップ10入り目前の人気を獲得しています。スイスブランドはコストパフォーマンスの面ではアメリカや台湾ブランドに叶わないものの、コアなファン層を中心に徐々に人気を集めており、上位のランキングに上がってきている印象です。

新参ブランドの台頭

前年の10位から一気に6位までにランクアップしたのは、ドイツブランドのキャニオン。日本では代理店制度を利用せず、ドイツから直接お客様のもとへバイクを届けることで良質のブランドを、できるだけ安くユーザーに提供するという新しい販売チャンネルを確立したブランド「キャニオン」。グランツールのチームにもバイクを供給していることから、年々、徐々に人気を集めており、今後トップ争いに加わってくるほどのポテンシャルを秘めたブランドでもあります。

今後、日本でこのブランドがトップ争いをしていくのにネックになるのが、このブランドの長所でもあった日本には代理店制度がないという問題です。ネット通販しか販売チャンネルを持たないため、アフターメンテナンスをしてくれるプロショップを探すことに、苦労する人が増えると思います。そのため、ここがクリア(代理店制度を設ける、キャニオンショップを全国各地に作る)にならなければ、これ以上のランキングが伸びるのは厳しくなるでしょうし、逆にクリアできれば、日本でも十分、ランキング首位を狙えるブランドになると思います。

昨年の圏外から一気にトップ10入りしたファクターは2007年、異業種から誕生した歴史がもっとも浅いブランドになります。2017年からUCIプロチームに機材を供給したことにより日本でも徐々に知名度を上げていましたが、ここにきて一気に上位にランクインしました。まだ取扱店も少ないため、バイクを探すのに苦労するかもしれませんが、今後注目のブランドには違いありません。

それでも人気のトップ20 入賞

ジャイアントに次ぐ世界の自転車製造メーカーであるメリダも、ジャイアントに並ぶコストパフォーマンスに優れたバイクに加え、日本人トッププロの新城幸也選手のスポンサード、2020年シーズンはF1のレーシングチームであるマクラーレンが、チームスポンサーになりバーレーン・マクラーレンというチームカラーのバイクが話題になったことで、3年連続のトップ10入りを果たしています。

日本のブリヂストンサイクルが展開するスポーツ車ブランド「アンカー」も日本人の体系にあったジオメトリー(フレームの設計)でランキング圏外にでることなく、上記入賞の位置で落ち着いています。ドイツブランドと間違われることもあるアメリカのフェルトは価格帯のコストパフォーマンスもまずまずなうえ、質実剛健なフレーム作りから上記入賞をキープし、イタリアのコルナゴ、デローザを上回る人気を確保しました。

トップ10圏内の常連だったコルナゴ、デローザは、入賞はしたものの前年度よりランキングを落としています。デローザはハートマークが特徴的なロゴで一時期、芸能人も乗っていたりして、東京や大阪で飛ぶように売れていた時代がありましたが、昨今はアメリカブランドのコストパフォーマンスの向上により、より価格が高めなハイエンドバイクが中心のデローザは、人気に陰りが見え始めました。またコルナゴがここまで人気が落ちるとは想定外でしたが、デローザとともに、同じイタリアンブランドであるピナレロ、ビアンキとの差は今や歴然となりつつあります。

代わりにキャニオンのようなブランドが台頭してきたりするのが、この業界の常で、結局のところ、モータースポーツのF1と一緒で、レースで強いブランドがブランドとしての価値も知名度も上がり、販売台数も人気も上がる傾向にあります。

まとめ

2020年度の最新永久保存版「スポーツバイク人気ブランドランキング2020」は、いかがでしたでしょうか。私が勝手に引き継いだものはいいものの、アクセス数の解析や集計、検索キーワードなど、試行錯誤しながらやっていたら、とても「Route92」さんのように、トップ30まで作る気力がありませんでした。

この記事が多くの人に読まれ、役に立ったなら、次回、2021年度は、トップ30までのランキング作りを目標にしてみたいと思います。また次回の記事ではランキングトップ10に入ったブランドの概要と、最近の日本での近況について少し書きたいと思いますのでお楽しみに。

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