【大人買い】一度も使うことなく消えていったギアたちの物語

今回はいつもと違った形での記事になります。私が購入して一度も使うことなく売りに出したギアをご紹介します。理由はそれぞれあって、我が家の使用用途に合わなかったり、思ったものと違ったり、使い勝手がよくなかったりと色々あるので、みなさんが今後、購入する際の参考にしていただければ幸いです。

目次

スノーピーク「ギガパワー プレートバーナーLI(GS-400)」

スノーピークには数多くのバーナーが販売されていますが、今回のアイテムはテーブルの上に置くタイプで、単体利用はもちろん、スノーピークのキッチンテーブルであるIGTにセッティングできる拡張性をもった「ギガパワー プレートバーナーLI(GS-400)」。

本体価格 19,580円

現在は廃盤商品

2021年6月現在は、すでに廃盤商品となっており、流通在庫として残っている分で最後となります。そのため、今では定価の4倍から5倍の金額で取引されており、プレミアがついています。私は楽天ショップでたまたまスノーピークの正規代理店のアウトドアショップで見つけて定価で購入することができました。購入したのが、2月後半とかなので、僅か4か月で価格が高騰しています。

スノーピークの製品は、時代の流れに合わせて廃盤になる商品もあれば、昭和、平成、令和と時代を超えても商品として残り続けるものもあります。必要な商品は残り、不要なものは淘汰されていく、そしてまた新しい製品が生み出される。このサイクルの繰り返しになります。つまり廃盤となる製品は、人気がなくなったもの、時代に合わなくなったもの、よりよい類似の新製品が発表されたものと様々ありますが、中には根強い人気でも廃盤になる商品もあります。そうした商品は今回ご紹介した「 ギガパワー プレートバーナー」のように、廃盤後に価格が高騰したりします。我が家では不要と判断された商品でも違う使用用途のお客様にとっては高いお金を払ってでも欲しい商品かもしれません。この辺にスノーピークというメーカーのブランディング力を感じます。

手入れがしやすい設計が仇となる

ガスの火が出るところが鉄板より上に配置されており、いわゆる一般的なガスコンロなどのように火口が下に凹んでいません。おそらく手入れがしやすいようにこのような設計になったと思うのですが、まず我が家は子供がまだ小さいということもあり、この設計だと危ないんじゃなかというのを初めに見て思いました。

フラットバーナー(GS-450)の代用品として購入

「なら買うなよっ」という話ですが、今もそうですがこの時も、スノーピークのもうひとつのガスコンロ「フラットバーナー(GS-450)」のメーカー完売がずっと続いており、初キャンプが小雨の予報だったこともあって、焚火で料理が作れないのなら、代わりのガスコンロがいると思い「 ギガパワー プレートバーナーLI」を購入しました。

スノーピーク フラットバーナー 本体価格 10,780円(GS-450)

また、タープ下のリビングで使用するなら、少し風があると火が揺れて、従来の火力を得られず火力が半減します。そしてそこそこ風が強いと火が消えてしまいます。収納袋もあって、ガスコンロにしては収納性もよくコンパクトで持ち運びにも便利なのですが、我が家はこの子とは別れをすることを決断しました。結局、メルカリで定価より少し安くで販売したので、手数料分ほど損しましたが、 ギガパワー プレートバーナーLIが廃盤商品ということもあり、必要な人の手に渡って良かったと今は思っています。

スノーピーク「リトルランプ ノクターン(GL-140)」

続いて、スノーピーク製のガスランタンで一番、光が小さい「リトルランプノクターン」です。

明かりを灯すのに苦労した

屋外用のガスランプということで購入したのですが、一回あけてみて、ガスをセットしランプを付けようと、チャッカマンを付けてみたのですが、なかなか灯りがつかずに、火をみることなく諦めてしまいました。チャッカマンから火の付け口がいまいち、場所が分からない感じです。

屋外用の割に明るさが足りない

初めてのキャンプで持ち出したのですが、なんせ素人なものでメインランタンを持っていくことなく、このリトルランプノクターンと、デイツのハリケーンランタンの両方を持っていき、外を照らそうと試みたのですが、まあ暗い暗い。その時の外の様子がこんな感じ。本当に、焚火とデイツのランタン部分以外、光がない状態

ガスランタンのためテント内での使用は一酸化炭素中毒の危険があるためNG。つまり光量の弱いノクターンを屋外で使うとなれば、メインランタンが2つほどあって、そのうえで、デイツのハリケーンランタンや、その他のランタンをいくつも並べて、ろうそくの火のような演出をするなら、雰囲気抜群だと思います。

しかし、私のように、きちんと光として働いてほしいのに、ガスランタンの割に明るさがない光量の矛盾。そして、デイツのハリケーンランタンはトイレに行くときに持ち運びはできるけど、ノクターンの場合、取っ手がなくガラス部分は熱くなってそうはいかない、さらに小さな光しか灯せないとなれば、もはやノクターンの出番は、ない。

デイツのハリケーンランタンを付けてみて、それと同等、もしくはそれ以下のリトルランプノクターンで、この暗い外のキャンプサイトが照らせる訳ないと思い、リトルランプノクターンはこの日、結局使わず仕舞い。

さよならノクターン♪

その三日後、別れを告げました。

スノーピーク「ギガパワーマイクロマックス ウルトラライト(GST-120R)」

続いてもスノーピーク製で、高出力の「ギガパワーマイクロマックス ウルトラライト(GST-120R)」。56gという軽量化を実現しながら、最大出力2,800kcal/hとハイスペックなストーブ。ソロキャンパーにとっては嬉しいウルトラライトなアイテムです。

購入の動機

上述したギガパワー プレートバーナーLIは、雨などの天候不良で焚火が出来なかった時用の調理用ガスコンロとして使用し、朝やちょっとしたお湯を沸かすのに簡易的なストーブが必要でした。

同等製品と比較

スノーピークのストーブは、このほかに「ギガパワーストーブ 地 オート」や「ヤエンストーブ レギ 」があります。

まだまだ子供が小さいファミリーキャンパーということもあって、より重心が低く安定性の高い、ヤエンストーブレギを購入しようと思っていたのですが、2月時点で公式オンラインストアや正規代理店の在庫がなく、またギガパワーストーブ地オートについても、完売が続いており購入できない状態でした。

そのため、在庫があったギガパワーマイクロマックス ウルトラライトを購入したのですが、鉄板が焼けないという弱点と、五徳の大きさがファミリーキャンパー向けと考えれば小さすぎるという点において、我が家向きではないと判断しました。ソロキャンパーにとっては、軽量で高出力ということもあって重宝されるかもしれません。

結果的に他の製品を購入

スノーピークの製品はプレミア価格がついて取引されることが多く、フラットバーナーやギガパワーBFランタンなど、一部の商品についてはもう何年も完売が続いているものもあります。しかし、ギガパワーストーブ地オートや、ヤエンストーブレギなどについては、3月、4月と時が経つにつれ、スノーピーク直営店や、実店舗、正規代理店のネット販売でも正規料金で販売されたりします。そのため、この辺は急いで買う必要がないので、転売屋の餌食にならないように注意しましょう。

私も我慢して我慢して、ギガパワーストーブ地オートや、ヤエンストーブレギを購入しました。この二つは、サヨナラすることなく、今も使用しています。また改めてレビューしていきますね。

マナイタセットL

はたまたスノーピーク社の「マナイタセット」。これは「マナイタセットM」と「マナイタセットL」と二つのサイズ展開をしているのですが、ファミリーキャンパー(4人家族)ということもあり、大き目のLサイズを購入。

マナイタセット L(CS-208) 本体価格 6,050円

包丁まで収納

これに関しては購入動機は料理するためと言うまでもないですが、この製品の良い所は、まな板の裏側に包丁がインストールされていること。つまり、小さい子がいても持ち運びに安全ですし、包丁を新聞紙でくるんで持ち運ぶ必要もありません。よく考えられた商品だなぁと感心するばかりです。

なぜ今回不要になったのか

これはなんで不要になったのって話ですが、ちょうどアウトドアショップをウロウロしていたときに見つけたこのまな板。

ダルトン アカシア カッティングボード Sサイズ(M5029)

ダルトン アカシア M5029 本体価格 2,860円

取っ手があるデザインに、この色味に一目惚れ。

何事も形から入る私は、まだキャンプに行っていないにもかかわらず、ノルウェーのブランドで、キャンプ芸人ヒロシさんが愛用しているヘレ(HELLE)のディディガルガルのナイフを定価より1万円ぐらい高い金額でメルカリで購入。

ヘレ(HELLE) ディディガルガル 本体価格 21,450円

このナイフに色味も色合いもめっちゃ合うやんっと思って、このダルトン アカシアのカッティングボードを衝動買いしちゃいました。

ママ

転売屋の餌食にならないようにって言っておいて、自分がなってるやん!!

UKパパ

,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

というわけで、実際キャンプで両方持って行ったのですが、2回のキャンプで2回とも、ヘレのナイフとアカシアのカッティングボードは使用したのですが、「マナイタセットL」の出番がなかったので、サヨナラしました。

そして後悔

今回、メルカリで定価より多少安い金額で売って「安く売ってくれてありがとうございます」という購入者からのお褒めの言葉までいただいましたが、3回目のキャンプで少しは余裕がでてきたこともあり、調子に乗ってヘレのナイフでバトニングをしようとしたら、嫁さんが料理でナイフを使っていて出来ないということがありました。

UKパパ

ナイフ使いたいんだけど..

ママ

あ、じゃあマナイタセットみたいなのあったよね?

UKパパ

あれ、メルカリで売っちゃった

ママ

は?なんで売るの?使うのに…

UKパパ

いや、いらないかなぁと思って….

バトニング用のナイフ、調理用のナイフとあった方がいいなと思い、今回紹介した中で、唯一、手放して後悔したのが、このスノーピークのマナイタセットになります。Lサイズは多少大きくて、ファミリーキャンパーといえどグループでキャンプする事はしばらくないので、今度はマナイタセットMを買おうか悩んでいます

後日談:この日から2か月後、またマナイタセットLを購入しました。当初マナイタセットMを購入予定でしたが、IGTを購入し、Lだと1ユニットにおさまったため、マナイタセットLにしました。メルカリでぼったくって売っている訳ではないので、かなり損しちゃいました。マナイタセットLはおすすめです。またIGT活用方法についてはブログにアップしますね。

まとめ

結果的に全てスノーピーク社製になってしまったので、他のメーカーものはまた改めてアップしますね。

テントはランドロック、ジカロテーブルにシェルフコンテナ、ハードロッククーラーにグランドオフトンとその他、細かいギアについてもほとんどスノーピークでまとっているからこそ、サヨナラするギアもスノーピーク製が多いというだけの話で、決してスノーピークの製品に使用用途に合わない商品が多いという訳ではありませんので、そこだけ勘違いしないでいただけたらと思います。

今後は、スノーピークで私が今も愛用を続けているギアを含め、その他のメーカーのレビューについても少しづつ書いていけたらと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。買ったけど使わなかった商品ってありますよね。我が家も使わなかった商品や使わなくなった商品はメルカリで処理してます。

    • ヒロスケさん、
      いつもコメントありがとうございます。
      買ってみて実際に使ってみて、自分たちのキャンプには合わないかなって事、
      結構ありますよね。昔のようにメルカリがない世界を思うとゾっとします(笑)

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