Kirkham’s(カーカムス)springbarのテントの中からclassicjack140を選んだ理由は?
我が家の新しいテントとしてやってきたクラシックジャック140。
日本未発売テントということで、キャンプサイトでも目立つこと間違いなし、と思いきや、クラシックジャック100は日本でも普通に販売されているので、知る人ぞ知るって感じになるのかなと思いますが、未だクラシックジャック140の初張りデビューはしておりません。
7月のキャンプ、予約はしていたのですが、まさかの娘たちの運動会と被ってしまい、キャンプをキャンセルすることになりました。さすがに運動会休んでキャンプに行くのは同じ思い出作りとはいえ、やり過ぎ感が。本来、運動会は10月ぐらいなのですが、このコロナ禍の中、たぶん秋になるとまた感染者数が増えたりして、煽り大好きのマスコミが騒いだりすることで、運動会が中止に追い込まれたら可哀想という幼稚園側の配慮なんだろうと思います。
親としてはなんとか感染症対策をしてでも、思い出作りの場を提供してくれようとする幼稚園側の姿勢に感銘を受けましたし、この幼稚園に通わせてて良かったと思いました。まあ、私が小さい頃に通っていた同じ幼稚園なんですけどね。園長先生も90歳を超えているというのに、まだまだお元気で、まだまだこれからも健康で長生きしていただきたいです。
さて、今回は私が数あるspringbarのテントの中から、classicjack140を選んだ理由、躊躇したこと、そしてその対処策などについて書いていきたいと思います。
スプリングバーUSAか、スプリングバーインポートか?
スプリングバーのテントを選ぶにあたって、まず初めに一つの決断をしなければいけません。それはスプリングバーUSAかスプリングバーインポートかです。前回の記事で詳しく説明しましたが、スプリングバーUSAは生地から撥水加工がされていますが、スプリングバーインポートには撥水加工がされていません。
そこで、例えば雪中キャンプや雨の日でも関係なくキャンプに行くという方は、迷うことなくスプリングバーUSAになります。ではうちはどうかというと、素人キャンパーで、ファミリーキャンプ、そして娘2人もまだ小さいということで、冬キャンプは目指してますが、雪中キャンプはまだまだ無理、そして雨の日のキャンプも今の所する予定はありません。(実際、初キャンプは雨予報で一回キャンセルしていますし)
突然の通り雨は仕方がないとしても、そもそも雨予報のキャンプは当面行かないと思うので、スプリングバーUSAに拘る必要もないかなと思います。そこで、両方のテントから好きなカラーなどを探していくことにしました。
スプリングバーテントの定番カラーとは?
メインテントを選ぶ時、一番みなさんが気にするのはテントの形だと思います。そして機能性や携行性といった要素があって、気候やそのときの環境によってその日のキャンプに持っていくテントを選択すると思いますが、メインテントをスプリングバーに決めたとなれば選ぶ要素はそう、もはやカラーしかない。
そこで、スプリングバーUSA、スプリングバーインポートのカラーを探していきます。まず、スプリングバーの定番カラーといえばこれ。パールグレー。
そして、スプリングバーインポートのハイラインシリーズだとやや緑に近いこの色が定番カラーになります。
その他に、スプリングバーインポートであればクラシックジャックシリーズがあり、これはナチュラルカラーというアイボリーベースの色になります。色んなギアに合わせやすいといえば、間違いなくクラシックジャックシリーズです。
嫁さんはスプリングバーUSAの定番カラーであるパールグレーが良いという事だったのですが、私はランドロックとサヨナラしたときから、「人と出来るだけ被らない」ということを重要視していたため、日本で普通に販売されているこのパールグレーのカラーは選択肢から外してもらいました。
スプリングバーテントのレアカラーとは?
スプリングバーテントは、A&Fが日本の総輸入代理店を務めていますが、A&Fが通年販売しているのは定番カラーのパールグレーになりますが、その他にも別注の限定カラーがあったりしますので、ネットで出回っている情報を集めてみました。
サンタン
これは別注ではないですが、2021年よりサンタンというカラーがラインナップに加わりました。もともとこのカラーは限定で販売されていたようですが、その情報が見つからなかったので、詳しいことは定かではありません。しかし、このサンタンカラーは2021年7月現在、A&Fで定番カラーに加わりましたので、今後は安定して入手できる可能性があります。しかしながら、まだあんまり日本には入荷していないようなので、今は結構レアテントになると思います。
2021年7月現在、A&Fの福岡店に展示されているようです。
バイソン
2019年、A&Fが別注として日本で限定販売したのが、このバイソンというカラーになります。
現在、ファミリーキャンパーは220,000円で販売されていますが、この頃は175,000円だったのですね。2019年なので為替は現在とそこまで変わらなかったと思うので、原材料費や輸送コストの増加でしょうね。今後も輸入品は値上がりが予想されていますので、迷ったら買いです。
買いたいときが買い替え時~♪
徳井くん、最近見なくなったねぇ
セカンドチャンスを寛容できる日本でありたいですね
話を戻して、もう日本ではこのカラーは販売されていないので、購入することは出来ません。メルカリやヤフオクで出てくるのを待つしかないでしょう。
タンカラー
スプリングバーテントの中で、A&Fの別注、そして色味もオリジナルと思われるのがこのタンカラーになります。2017年に販売されていますが、この頃は今ほどキャンプブームではなかったので、おそらく入手はそこまで難しくなかったと思います。また先ほど紹介したバイソンも普通に事前予約で入手できたようです。
ミネラルグレー
ネットでも情報がかなり少ないので、おそらく瞬時に完売したであろうA&Fの2020年の別注「ミネラルグレー」。日本でのキャンプブームがすでに始まっており、テレビなどでもキャンプを題材にしたドラマやバラエティが増え始めた年になります。コロナ禍もあって一気に自然と遊ぶキャンプに注目が集まりだした時期なので、この頃に販売されたテントは定番であってもその他のブランドも品薄状態が続いていたような状況です。そのため、別注などの商品は特に入手困難だったと思います。
完全に欲しいですよね、間違いなく欲しい。けどもう売っていません。とほほ。
2018年の別注を探してみましたが、ネットでは情報がありませんでした。この年は別注なかったのですかね。知っている方いたらコメントいただけたら嬉しいです。
スプリングバーテントの2021年の別注を勝手に予想
A&Fはコロナ禍の中でも2020年にミネラルグレーの別注を販売しているということを考えてみれば、2021年の今年も別注のカラーを出してくるんじゃないかと予想しています。そこで今回、勝手に予想してみました。2021年の別注カラーの予想はこれです。
なぜ、このカラーなのか?ということですが、スプリングバーの2021年のNEWカラーがグローバルでこのネイビーなのです。そのため、生地を結構多く購入していると思うので、日本の輸入代理店であるA&Fが今年別注として限定で販売してくる可能性があります。もう間違いなく、クリック合戦か争奪戦になると思います。
たまたま見つけたクラシックジャック140
ようやく本題、なぜクラシックジャック140を購入したか。これは「人と被らない」ということを念頭にスプリングバーのレアテントをメルカリやヤフオク、その他、様々なサイトで探していたのですが、公式オンラインストアのA&Fはもちろん、どこにも販売されていなく、どうにか購入できないかとアメリカ本国のサイトや韓国、タイなどのサイトも探したのですが、全て完売でした。
そこでスプリングバーテントの魅力と魔力に取りつかれた私はどうにか購入しようと仕事柄、個人輸入という方法を思いつき、個人輸入の方法について調べることから始めました。そして、月に一回本国アメリカでリリースされるレアテントや特殊なカラーが販売されるのを首を長くして待つことに。
約2か月間の月日が過ぎた時、遂に購入するチャンスがきたのが、クラシックジャック140でした。
クラシックジャック140の懸念点とは?
クラシックジャックの他に販売予定のカラーは、日本で定番カラーであるパールグレーで、これならわざわざ個人輸入で購入する必要もない。そのため、選択肢としてはクラシックジャック140を購入するか、また来月のリリースを待つか。
そこで、クラシックジャックを購入するチャンスが来た事を嫁さんに相談しました。色味的に色んなカラーのギアに合うのがクラシックジャックであり、日本で未発売のテントということで、キャンプサイトで人と被る可能性がほぼない事から、結構前のめりでクラシックジャックを気に入ってくれたため、クラシックジャック140の購入が現実味を帯びてきました。
しかし、やはり気になったのはクラシックジャック140はスプリングバーインポートのため、撥水加工がされていないということです。冒頭で雪中キャンプもまだまだしない、雨の日にはキャンプに行かないと宣言してましたが、いざ購入しようと思うと、安い買い物ではないので躊躇するもの。
そのため、撥水加工を個人でする方法を嫁さんと二人で探し出します。
クラシックジャック140の撥水方法を考えてみる?
クラシックジャック140を購入するために、撥水加工を個人でするにはどのような方法があるのか調べてみることに。
テント業者に依頼する
基本的に日曜大工も出来ない人間なので、ランドロックを設営できるようになったこと自体、四十路を超えても人は成長するということを身に染みて感じているのですが、それでもお金で解決できるのであればお金で解決したいもの(笑)
これはお金が有り余っているということはもちろんなくて、私の信念として自分でやって中途半場になるぐらいであれば、その道のプロにお願いして対価を払い、その時間を別の事に使った方がいいというのがあります。そのため、地元のテント業者に電話して聞いてみることに。
撥水加工されていないコットン素材のテントの生地に撥水加工の作業ってしていただけますでしょうか?
生地を仕入れた時点で撥水加工がされているため出来上がったテントに撥水加工はしていません。
やっぱりそうですか、他の同業者さんも同じでしょうか
たぶん、テント業者さんでやっている所は少ないかと。撥水スプレーなどでする方が安くつきますし、簡単ですよ。
ここで他力本願、業者への夢は断たれてしまいます(笑)
撥水スプレーで定期的にメンテナンスをする
「テント 撥水スプレー」などで検索すると様々な記事がヒットします。撥水スプレーや防水スプレーは定期的にメンテナンスをすることで、撥水性能を保つようですが、マメにしなければいけないというのが、なにせ私の性に合わない。(笑)どれだけわがままなの?という突っ込みは我慢してください。
撥水加工のワックスを使用する
撥水スプレーではなく、生地に塗り込むワックスや漬け込む溶剤があるようで、それだったらスプレーに比べると長持ちするようです。戦争時に使われていた軍幕テント(バップテント)などに撥水、防水しているような記事も見つけましたので、今のところ、ワックスを塗ろうかと思っています。
過保護張りする
撥水加工もいいですが、やはり急な大雨には防水、撥水加工と追加して過保護張りするしかない。そこで、クラシックジャック140を購入するなら、専用のタープを購入すればいいのではないかということで、ストームフライも選択肢に。
一番完璧なのは、漬け込みもしくは塗り込み専用のワックスで撥水加工を行い、そのあとに定期的に防水・撥水スプレーでメンテナンスを行い、万が一の大雨の時は、ストームフライで過保護張り。そこまですれば、クラシックジャック140でも何の問題もないのかなと思いますが、そもそもペグダウンの手間が嫌でランドロックとお別れしたので、テントにそこまで手間暇かけるなら、ランドロックで良かったじゃんって話に。撥水加工も必要ないですしね。
クラシックジャック140は買いなのか?
クラシックジャック140を、インスタグラムでカタカナで検索してみると日本では未発売のためか、3名ほどしかヒットしません。みなさん、かなりお洒落なギアとカラーリングでまとめられており、素人キャンパーとして凄く憧れのテントサイトの写真ばかり。クラシックジャック140をお持ちの方でインスタグラムをやっていない方もいると思いますが、九州キャンプでは被ることもほぼないのかなと思い、レア度は十分。
販売までの数日間、そんなこんなで色々と調べていたのですが、嫁さんは元々社交的ではないのに、気づいたらインスタでクラシックジャック140をお持ちの方にメッセージを送っていて、クラシックジャック140を購入しようと思っているけど、どうですか?みたいな感想を聞いてました。
その社交性を実社会で出してほしいですが(笑)
その方からは、世界的にもかなりレアテントと聞いていたので手に入いるんですね?すごいですよーという言葉をいただき、またクラシックジャック140の快適性や、雨など万が一、降ってもそこまで気にする必要もないことなどを教えてもらいました。
まぁ、その時点ではまだ購入はしてかなったのですが、そこで、我が家もついにクラシックジャック140の購入を決断。
ホットテントパッケージしかない
いよいよ購入するぞっと決断したのにも関わらず、クラシックジャック140の単品では販売されておらず、ホットテントパーケージのみの販売でした。もう気持ちはどうしてもクラシックジャック140が欲しい、けどホットテントパッケージということは、薪ストーブまで付いてくる。
「Winnerwell®」の薪ストーブは国際発送の送料や税関なども考えたら、確実に日本で購入した方が安い。しかし、クラシックジャック140は、レアでかつ今年は今しか手に入らないかもしれない。
立ちはだかる壁。そんな簡単に購入させてくれない我が家の新しいテント。
いずれは買いたかった薪ストーブ。今年中には冬キャンプに挑戦したかったので、もう、この際、全て買ってしまえっーー!ということで、そんなこんなで、新しいテントを購入しようと構想してから、さよならランドロックを経て、約3か月間、ようやく遠くアメリカからはるばる届きました。
この買ってしまえっーー!といった勢いが後に青ざめる自体になるとはこの時は知る由もなかったのです….
次回はいよいよ、クラシックジャック140、そしてspringbarの個人輸入の方法について紹介していきます。また「Winnerwell®」についても、なぜ、この種類を選択したのか、実際に使ってみた感想、レビューについて、また機会があったら改めて書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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