【完全レポ】歌瀬キャンプ場 in 山都町(熊本県)その1 メインサイト編

無事にキャンプデビューを迎えた我が家が一番初めにお世話になったキャンプサイト「歌瀬キャンプ場」を今回は完全レポートしていきたいと思います。記念すべき第1回目のキャンプサイトのレポートになります。

目次

歌瀬キャンプ場の概要

  • 標高600メートルの高地
  • 熊本県と宮崎県の県境に近い山都町にあり福岡市内から車で約2時間
  • 最も寄りのインターチェンジは「山都中島西IC」
  • 九州では数少ないスキー場「五ヶ瀬スキー場」の近く
  • オートキャンプがメイン、バンガローもあり
  • Googleのクチコミが高く☆4.5の高評価

歌瀬キャンプ場の場所

福岡市内からは高速で熊本方面に車を走らせ、御船インターチェンジの手前、嘉島ジャンクションから山都町方面に分岐し、山都中島西インターチェンジで降ります。

山都中島西インターチェンジは2021年5月現在、ETC搭載車のみ降りれたと思います。

通潤橋で有名な山都町を通り過ぎ、宮崎県の五ヶ瀬に向けていく途中にあります。

キャンプ場までの道のりは国道続きになり、全て整備された道であるため、車高の低いワンボックスカーや、大きめのキャンピングカーでもストレスなくキャンプ場まで着くことができます。

住  所:〒861-3911 熊本県上益城郡山都町菅尾1344-1

営業時間:8:00~18:00

定  休:木曜日(祝日、夏休み期間は営業)

国道265号線
歌瀬キャンプ場入口
管理棟

熊本市内からおよそ1時間、車を走らせると舗装された国道沿いに歌瀬キャンプ場の入り口が見えてきます。入り口から入ると、立派な管理棟があり、愛想が良いスタッフさんが出迎えてくれます。売店や休憩所も併設した管理棟は、薪やビール、飲み物やカップ麺、お菓子はもちろん、ランタン、スモークチップやマシュマロに冷凍のステーキ肉まで販売されています。

歌瀬キャンプ場の場内MAP

歌瀬キャンプ場のMAPになります。

MAPを見ていただくとわかりますが、左側のリバーサイトにはメインサイトからリバーサイトへの一般車両の通行は禁止(徒歩では可能)されているため、車で移動する場合には、国道265号線に一度出てから、別の道でリバーサイトまで降りなくてはいけません。そのため、メインサイトとリバーサイトでは施設が離れているということに注意が必要です。

メインサイト施設の紹介

管理棟の右にある道から山に登っていくと、メインサイトが一望できます。オートサイトにバンガロー、フリーサイトに近いオートCサイトがあります。ここのメインサイトに、遊具やシャワー室などもあります。

管理棟横の道を上に登る
途中は離合できるスペース有り

トイレ棟

メインサイトに登ると正面にメインサイトのトイレがあります。右手にはシャワー棟とバンガローが見えます。無論、言う前もないですが、トイレは綺麗に掃除されており、匂いなども特に感じることもありませんでした。

トイレ棟
メインサイト右側

シャワー棟

シャワー棟には温水シャワーの他に、温水の出る流し台や、洗濯機、洗濯物を畳む台まで用意されています。

炊事棟

炊事棟はかなり広めです。後述しますが、歌瀬キャンプ場は各オートサイトに流し台が付いているため、学生の団体客などがいない限り、ここの炊事場が混雑することはありません。普段はほとんど誰も使わないぐらい綺麗です。また炊事棟の外側にある焚火台やBBQセットなどを洗う流し台は、ひとつしかないため、時間帯によっては混雑する可能性もあります。

炊事棟
炊事場

焼き場も様々な種類があって、学生のお泊りキャンプなどのイベントにも活用できます。夏場は生ビールサーバーもあり、お父さんには嬉しい設備です。

バンガロー

キャンプナイン読者の中にはテントサイトではなく、バンガローでお手軽にキャンプを楽しみたい読者の皆様もいると思います。バンガローは、前述したシャワー棟の先を登っていくと、右手にあります。

雨でもBBQできるテラスがあり、また晴れた日は庭で薪や炭で調理できる窯もあるため、飲み物と食材さえあれば、他は全て現地で調達できます。

遊具

シャワー棟の先を登り、バンガローと反対側の左側にいくと、オートCサイトを見渡せる高台に、遊具があります。遊具自体は2つしかありませんが、最近では珍しい回る遊具もあるため、うちの娘たちはかなりテンション高めに3回ほど遊びに行ってました。

キャンプファイヤー

週末の夜などにキャンプ場が主催するキャンプファイヤーをするスペースになります。

メインサイトの紹介

全体的に芝生は綺麗に手入れされており、今まで紹介した施設も全て綺麗に掃除されています。そのため、週末や夏休みなどを除く、比較的キャンプ場が空いている時は、サイト選びが自由にできます。お手洗いへの距離や、眺め、風当たりなどで、テント設営の場所を決めるといいと思います。また歌瀬キャンプ場はサイトの種類によって、料金が変わってきます。オートキャンプがメインであっても、いくつものサイトの種類がありますので、順に紹介していきたいと思います。

オートAサイト

メインサイトに登って右側のシャワー棟向い、そして左手に広がるオートAサイトは、A1からA20まで用意されており、電源はもちろんのこと、流し台まで各サイトごとに用意されています。共用の炊事場に洗い物をまとめて持っていく必要はなく、車やテントのすぐそばで、お水を使うことができます。またお水は飲料水にもなるため、お米のお水や料理用のお水も、流し台から汲むことができるので、ものすごく便利です。その代わり料金もオートサイトの中では1番高額になり、一泊5,500円(税込)になります。

左手側のオートAサイトは駐車スペースが縁石で区切られており、我が家の車高低めのヴェルファイアは、ドアを開けるとドアの下側が縁石にぶつかります。区切られている駐車スペースの車幅はそこまで広くないので、大きめの車をお持ちの方は、左に寄せて停めた方がいいかもしれません。

A15以降は、サイト自体がすごく狭くなります。また流し台の後ろは、リバーサイドへ降りる道となっているため、食器とか落としたら取りに行くのが大変そうです。

A15以降のオートAサイト
A15以降の流し台の場所

メインサイトに登ってから左手のオートAサイトは、反対側が緩やかな崖になります。

メインサイト全体に言えることですが、管理棟から登ったところにあるため、基本的に崖の部分にガードレールや柵などはありません。それは歌瀬キャンプ場自体が、出来るだけ自然に近い形で、キャンプ場を設計していることからのようですが、緩やかな崖でも、間近で見ると結構急な傾斜もあり、我が家のように5歳と3歳と小さい子供たちがいると、テント設営から、片付けの時まで、子供たちが外で遊びまわっていると、結構落ちないか気がかりでした

そのため、オートAサイトはせめて小学生ぐらいのお子様ぐらいだと大丈夫かもしれませんが、小さいお子様連れの方は、遠慮した方がいいかもしれません。

オートBサイト

オートBサイトは電源、流し台が2区画で一つ、共用になります。2区画で共用なので友達同士、ふた家族でのキャンプなどで活用するといいかもしれません。オートAサイトの隣に位置し、前述した崖からは距離があるためオートAサイトに比べて子供たちが遊びまわるのは気を使わないかもしれません。ただ、オートAサイトの裏側、反対側への崖に近いことには変わりはないので、小さいお子様連れの方は注意が必要です。

オートサイトA、オートサイトBは木影がたくさんあるため、夏場などは人気かもしれません。

オートCサイト

オートCサイトはメインサイトを登って正面に広がるサイトになります。細かく区画分けがされていないため、フリーオートに近い形でテントを設営することができるみたいです。私が行ったときは、オートAサイトやオートBサイトより、このオートCサイトが一番人が多かったです。電源や流し台は3区画から4区画に1つを共同で使う形になります。

いつくかの家族のグループでキャンプされるなら、オートCサイトがオススメです。またかなり広々としているので、小さい子供たちが走り回っても、オートAサイトやBサイトに比べれば、危なくないかもしれません。

焚火サイトA

歌瀬キャンプ場の目玉でもある「焚火サイト」。焚火サイトとは、直火での焚火がOKなサイトになり、歌瀬キャンプ場の中に焚火サイトは3つ用意されています。その中で、メインサイトで直火ができる焚火サイトは「焚火サイトA」ここ一か所となります。

料金も1泊4500円リーズナブルで、車は1台、バイクは3台、駐車できます。焚火サイトAは、メインサイトに登って右側のシャワー棟の隣に位置し、少し丘にあることから、キャンプファイヤー、オートCサイトを一望できるエリアになります。キャンプファイヤーも自分のテントの前で、見ることができます。電源は用意されており、流し台はありませんが、隣がシャワー棟になるため、温水の流し台がすぐ隣にあります。焚火サイトは歌瀬キャンプ場で唯一、ネットで予約が可能ですが、焚火サイトAは一番人気のサイトになるため、週末の予約はなかなかとれません。

テントサイト

管理棟からメインサイトへ登っていく途中、右手にあるのが、テントサイトになります。テントサイトには複数台の車が停めれるスペースがあり、その先にテントを設営できるスペースが広がっています。6区画あり、流し台は複数で共用になります。歌瀬キャンプ場としては最安値の一泊3,000円になります。

今回は「歌瀬キャンプ場」のメインサイトについて紹介しました。長くなりましたので、リバーサイトの紹介、および、歌瀬キャンプ場のまとめは、別の記事にてご紹介します。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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