【完全レビュー】スノーピーク「三種の神器セット」で珈琲を作ってみた

キャンプの定番といえば、設営時のブレイクタイムに目覚めの一杯と、自然の中で味わう格別のコーヒー。今ではお湯を沸かすだけで、手軽にコーヒーを作れるワンドリップ専用パックのようなものも販売されています。

TEA BREWER

TEA BREWER グアテマラ 350円

もちろん手軽にコーヒーを楽しむという意味ではワンドリップのコーヒーパックもいいのですが、せっかくキャンプ、それなら自分好みのコーヒーを無駄に時間をかけて作って、味を楽しみたいもの。そこで、今回は我が家のコーヒー作りのための三種の神器を紹介したいと思います。最近、スノーピーカーらしからぬ他ブランドの名前がチラホラ聞こえるこのブログですが、今回のコーヒーのギアについては全てスノーピーク製で揃えてみました。

目次

珈琲を作るための三種の神器

我らがスノーピークにはカフェツールというシリーズがあり、コーヒー、紅茶などに関連するギアのカテゴリーがあります。そんな中から我が家がピックアップして選んだ3種類のギアを今回はご紹介します。

スノーピーク「フィールドバリスタ ミル

スノーピーク製のミルでその名の通り、コーヒー豆を挽くときに使用するギアになります。この商品は一年を通してほとんど品切れの状態が続いており、インターネットなどで高く販売されています。私の場合、スノーピーク直営店にて予約し、予約から2か月後ぐらいにゲットしました。

フィールドバリスタ ミル 本体価格 8,778円

箱の外側に説明書が付いていますが、中を開けるとこのようにアイボリーの収納袋もついています。

購入前に色んなブログを拝見しましたが、初めて使う時は金属クズがでるというのを見かけました。私がやってみた感じは金属クズなど出ることはありませんでしたが、まあ金属製品なので使用する前は一回、コーヒー豆を挽く前に使てみて洗ってみた方がいいと思います。

取っ手の部分がミル本体に沿うように収納でき、コンパクトになるので持ち運びにも便利です。使用方法は後述します。

ギガパワーBFランタンや、フラットバーナーのように数年待ちということはないため、購入希望の方は、スノーピーク直営店でご予約されることをオススメします。

スノーピーク「チタンカフェプレス 3カップ

スノーピーク製のプレス用ギア。カフェプレスという名前ですが、いわゆるドリップタイプではなく、フレンチプレス(?)でコーヒーを作るギアになります。このカフェプレスに関しても、一年を通して品切れの状態が続いています。これも上述したフィールドバリスタミルと同様に、スノーピーク直営店に予約し、同じ時期に入荷したのでゲットしました。

スノーピーク直営店は、近隣になければ県外の店舗でも予約は承ってくれます。私の場合、フィールドバリスタミルとチタンカフェプレスは同じ時期に入荷しましたが、なかなか少し離れた直営店に行く時間がなかったため、料金を前もって指定の口座に銀行振込を行い、家まで宅急便で送っていただきました。

スノーピーク チタンカフェプレス 3カップ 本体価格 5,918円

こちらもフィールドバリスタミルと同じく箱の外側に説明書が付いており、中にはメッシュの収納袋が付いています。メッシュの収納袋は洗った後に多少水滴がついた状態でそのまま入れて、乾かしておけるので便利です。

フレンチプレスとは、粗く挽いた豆を使用してお湯に一定期間つけ、専用器具で豆をプレス(挟みこんでいく)して、豆の本来の成分である雑味や強い香り、豆の油分(コーヒーオイル)までを余すことなく抽出する方法になります。お湯の温度、注ぐスピードや量の調整に技術が必要なハンドドリップと違い、フレンチプレスは素人にも簡単に作ることができ、また豆によってはブラックで飲んでも甘味が出て飲みやすくなります。

スノーピーク「ハカルテ

スノーピークが発売している「ハカルテ」。これは軽量スプーンやパスタの軽量にも使用できるなど様々な役割があり、通常の料理でももちろん、コーヒー豆、粉の目安にも使用できます。今回はあくまでコーヒー豆に絞って使用方法を書いていきます。

ハカルテ 本体価格 1,848円

ハカルテの特徴は「ml」の単位のメモリ線が、斜めにはいっている所です。斜めに入っている線に沿って入れることで小さじ、大さじを測ることができます。

5mlの場合
20mlの場合

後述しますが、ハカルテの20という数値は20gではないので、注意しましょう。

計量メモリ

容量さじ
2.5ml小さじ1/2
5.0ml小さじ1
10ml小さじ2
15ml大さじ1
20ml大さじ1、小さじ1
30ml(擦り切り一杯)大さじ2

擦り切り一杯で珈琲、何グラム?

珈琲豆の粉をハカルテに入れ、擦り切り一杯にすると30mlになります。つまり約10g一般的な珈琲の1杯分になります。

擦り切り一杯

珈琲豆を海外から直輸入してみた

コーヒーを作るギアが揃った所で、ミルを購入したのでコーヒー豆を購入することに。家でも基本は豆を購入し、デロンギのワンタッチエスプレッソマシーンで、挽きたてのコーヒーを飲んでいるのですが、せっかくのキャンプ。いつも配達してくれるコーヒー豆屋さんではく、他のところからいつもと違うコーヒー豆をキャンプに持っていきたいという事で、コーヒー豆を探してみることに。

私個人はハワイのコナコーヒーが好きで色々と調べていると、日本人がコナコーヒーに魅せられて、ハワイに移住しコーヒー栽培をしている日本人の方を見つけ出しました。

村松小農園 Pine Villafe Small Farm

海外通販もやっているのか確認すると、なんと日本向けにやってくれていました。

村松小農園 公式オンラインストア

我が家では希少性の高い「ピーベリー」か、色んなコーヒーが味わえる「コーヒー三種お試しセット」を購入したかったのですが、両方とも売り切れだったので、プライベートリザーブの3袋セットと、チョコレートを注文することに。注文してから10日ほどで、思ったより早く自宅に海外宅急便で届きました。

ほんのりと酸味がありながら、すっきりとしたライトな味わいで、朝もランチの後のブレイクタイムにも合う味です。またフレンチプレスで作るためか、本当にブラックなの?と思うほど甘味もあって飲みやすいです。

簡単に海外通販出来るので、皆様もぜひ村松小農園のコナコーヒーを味わってみてください。

フレンチプレスの分量を考える

「フレンチプレス 分量」で検索すると色んなコーヒーショップや、アウトドアのブログなどで様々な豆の量が記載されていますが、結果、統一性のあるような方程式は見つからず、結局、好みってことのようです。そのため、我が家では以下のような分量で飲んでみることにしました。

今回は「チタンカフェプラス3カップ」を使用するため、1カップ=200mlなので1カップから3カップまでのコーヒー豆の分量を出していきます。

時間帯1カップ2カップ3カップ
15g30g45g
12g24g36g
10g20g30g

朝はより濃いめにして、夜にかけて徐々に薄くしていってます。200mlにコーヒー豆10gはお湯の量が多く薄めのアメリカンですね。フレンチプレスでやるので、通常より若干濃くなりますが、私の場合、多少濃いめの方が好きなのでこのような形にしました。妻はアメリカンのような薄い味が好きなので、妻と一緒に飲むときは、たとえ朝でも夜の分量にします。それが夫婦円満のコツです。(笑)

フィールドバリスタミルで豆を中挽きにする

フレンチプレスはハンドドリップと違って、専用ペーパーでろ過する訳ではなく、プレスをするだけなので、コーヒー豆を細かい粉子にすると液体に豆の粉が入ってしまいます。そのため豆は中挽きにする必要があります。

粗さ調整つまみをセットする

フィールドバリスタミルは、蓋(取っ手つき)、ミル上段、ミル下段と分かれているため、フィールドバリスタミルを分解し、ミル上段の底についている粗さ調整つまみ(黒いつまみ)で、豆を挽く粗さを調整します。粗さ調整つまみ(黒いつまみ)を時計周り(右)に締まるまで(動かなくなるまで)回します

そこから反時計回り(左)に粗さ調整つまみ(黒いつまみ)を、回していきます。その時、必ずカチっ、カチっと同じ間隔で止まります。これが1クリックになります一番締め付けた状態が一番細い長細挽きの状態で、粗さ調整つまみ(黒いつまみ)を反時計回りに回していくことで、豆を挽いたときに粗くなっていきます

クリック目安表

フィールドバリスタミルの粗さ調整つまみ(黒いつまみ)は、超極細挽き〜粗挽きまで15段階ぐらいで細かく調整できます。

豆の粗さ粗さ調整つまみ珈琲の濃度豆を挽く時間
超極細挽き0クリック~2クリックかなり濃いかなり時間がかかる
細挽き3クリック~5クリック濃いほどほどに時間がかかる
中細挽き6クリック~8クリック普通普通
中挽き9クリック~11クリック普通普通
中粗挽き12クリック~14クリック薄いけっこうすぐに終わる
粗挽き15クリックかなり薄いすぐに終わる
1クリックは粗くするには反時計回り、細くするには時計回りです

ミルにコーヒー豆をセットします

分解したミルを組み立てて、ハンドルだけを外した状態で、ミル本体の上段にコーヒー豆をセットします。

ハカルテを使ってコーヒー豆を入れる場合は、一般的な珈琲の一杯分10gを摺り切りで計っていれます。

豆と豆の間にスペ―スができるので実際は10g弱ぐらいになります。

またハカルテや大さじなどの軽量スプーンがない場合、フィールドバリスタミルはコーヒー豆10g、そして20gに関しては、ある程度目視で可能です。ミル本体の上段に珈琲豆を入れてから、男性なら薬指、女性なら人差し指を入れます。その時にミル本体上部のフチに、第2関節がきたら10gの珈琲豆が入っています。第1関節がきたら20gの珈琲豆が入っています。

ミルのフチぐらいに第2関節がきたら豆は約10g入っています。
ミルのフチぐらいに第1関節がきたら豆は約20g入っています。

計量カップやスプーンなどがない場合は上記の方法で珈琲豆を入れてみてください。

ミルのハンドルを時計回りに回します

珈琲豆をセットしたら、ハンドル付きの蓋をして、ゆっくりと時計回りに回します。

この時、粗さ調整つまみを、豆が超極細挽きにセットしていると、男性でもかなりの力が必要になります。うちの嫁さんは3回転ぐらいで嫌だと言って、ミルのハンドル回しを放棄しました。そのため、超極細挽き、細挽きの場合はハンドルを回す反対の手で、しっかりと見る本体を固定し、気合を入れてハンドルを回してください。

粗挽き、中挽き程度であれば子供でも簡単にハンドルを回せるほど、軽くなります。その時はミル本体下段が本体から外れないようにしっかりと手で掴んで、コーヒー豆が挽き終わるまでハンドルを回してみてください。

ハンドルを回すとき、金属との摩擦熱が発生してミル本体の一部が熱くなる場合がありますので、充分に注意してください。

挽きたての珈琲豆

ハンドルを回していくと、ミル本体下段に挽きたてのコーヒー豆が出来上がります。写真は細挽きですが、フレンチプレスで珈琲を作るときは、中挽きで作ると美味しく出来上がります。

いよいよフレンチプレス

コーヒー豆が挽き終わったところで、フレンチプレスをするわけですが、沸騰寸前のお湯が必要になります。

お湯を沸かす

スノーピーク製のチタンカフェプレス3カップは、商品名の通り、素材がチタンで出来ているため、そのままバーナーで火にかけたり、焚火の上に置いたりすることが可能です。そのため、このチタンカフェプレス自体でお湯を沸かせます。

豆を入れ4分ほど待つ

お湯が沸いたら、挽きたての中挽きの豆をチタンカフェプレスに入れて、スプーンでゆっくりとかき混ぜます。

中挽きの豆
スプーンでゆっくりと2.3周ぐらいかき混ぜます

スプーンでゆっくりとかき混ぜが終わったら、チタンカフェプレスの蓋をして4分ほど待ちます。この時、フタと一緒にひっついている黒いつまみは、伸ばした状態で蓋をしめます。

4分以上、放置している場合、余分な苦みや雑味まで出て美味しくなくなる可能性がありますので、フレンチプレスで作るときは時間だけには気をつけましょう。

プレスする

4分ほど時間が経ったら、黒いつまみをゆっくりと下に押し込んでいきプレス(豆を挟みこんでいく)していきます。

写真の背景、時間軸が飛び飛びになって申し訳ないですが、順序は合っていますのでご了承ください。

出来上がり

プレスし終わったら、チタンカフェプレスの取っ手を握って、そのままカップに注げるようになっていますので、コーヒーカップへと出来立ての珈琲を注ぎます。

スノーピーク三種の神器で作る珈琲の出来上がりです。

まとめ

これらのギアも、コーヒー豆の到着が初キャンプに間に合わず、テンマクデザインの焚火タープコットンヘキサMと同じで、2回目のキャンプでデビューとなった訳ですが、コーヒーのギアぐらい事前準備なんて必要ないだろと思っていた私は箱のまま、キャンプ場に持ってきてしまいました。そして、

ママ

さっきから何作ってるの?

UKパパ

挽きたてのフレンチプレスの珈琲だよ

ママ

コーヒー作るのに何時間かかってんの?

UKパパ

1時間とちょっと…

という感じで、箱の説明書を見ながらやっていたもので、結果、コーヒーを作ろうと決意してから1時間以上で上記の写真の初コーヒーを味わえたわけです。(長い道のりだったぁ)

今回使用したスノーピーク製の3つのギア、本当にどれも当たりで、久々にライムタイムアイテムになりえる商品だったなあと感心しました。何事も事前準備って必要ですね。そう改めて感じた珈琲作りでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回、チタンカフェプレスでお湯を沸かすときに、一度だけ焚火でしたら、底に煤がかなりつきました。最近では家でもたまに、この三種の神器のセットで朝から珈琲を楽しんだりすることもあって、焚火で使用できたとしても、チタンカフェプレスはキャンプ時はバーナーで使用する方が綺麗に保てますし、家でも汚れを気にすることなく使えるかなと思いました。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる