【大人買い】スノーピーク「フィールドブロワ(MKT-103)」を購入してみた!
何度かキャンプをやってみるうちに必ず最後にテント内にゴミが増えて、掃除機があればいいのにと思う事があったのですが、今まではランドロックだったので掃除箇所といえばインナーテントぐらい。そのため、そこまで大変ではなかったんですが、メインテントをスプリングバーのクラシックジャック140に変更したため、ランドロックの大きさ全てがインナーテントになると考えたら今後、掃除が結構大変になると思い、掃除機を探してみることに。
そこで、もともと2021年の新製品として発表されたときに、一度はスノーピーク直営店で予約をしていたのですが、不要かなと思って一旦、キャンセルした「フィールドブロワ(MKT-103)」が店頭に並び始めたので思い切って購入してみました。
今回、フィールドブロワ(MKT-103)についてレビューしていきたいと思います。
フィールドブロワ(MKT-103)の概要
フィールドブロワ自体、細長いイメージでしたが、製品の箱自体は正方形とコンパクトにまとめられています。
項目 | 内容 |
サイズ | 517×156×210mm(バッテリ除く) |
重量 | 1.3kg(バッテリ除く) |
セット内容 | 本体、ダストバッグ、ノズル |
仕様 | ●材質:本体/ポリアミド、熱可塑性エラストマー ●使用電源:リチウムイオンバッテリ 18V…BL1860B,1850/B・1840・1830/B,BL1820B・1815N ●バッテリ電圧:18V ●連続使用時間:(弱)/約80分、(中)/約30分、 (強)/約13分(BL1830B) ※強/中/弱モード切替 ●風量0~3.2㎥/min ●風速:0~98m/s ●サイズ:517×156×210mm ●重量:1.3kg ●真空度:0~5.8kPa[0~591mm水柱] |
こちらの商品はフィールドファン(MKT-102)と同様、電動工具メーカーでもあるマキタ(MAKITA)のOEM生産となり、スノーピークのカラーに仕上げて製品化されたモデルになります。
フィールドブロワの付属品について
フィールドブロワ(MKT-103) の付属品はこちらになります。
- フィールドブロワ本体
- ノズル
- ダストバック
フィールドブロワの機能
フィールドブロワは、火を起こしたりするための送風としての機能と、ごみを吸い取る掃除機としての機能を合わせもっています。使う機能によって、ノズルの差し込み口が変わりますので、ここで紹介していきます。
送風機として使用する場合
フィールドブロワは火を起こしたり、テントを乾燥させたりするための送風機として使用する場合は、ノズルをフィールドブロワ本体の先端につけます。
このとき、フィールドブロワ本体についている上記写真手前の穴は空気の吸い込み口になりますので、送風として使用する場合は何もつけなくて大丈夫です。
掃除機として使用する場合
掃除機として使用する場合は、もう一つの付属品「ダストバック」を利用します。少し分かりにくいですが、前回、フィールドブロワ本体の先端に付けてノズルを外し、吸い込み口の方にノズルを付け、先端の方には「ダストバック」を取り付けます。
ノズルが吸い込み口になりますので、少し形が変ですが、ノズルから吸い込んだゴミがダストバックに溜まっていきます。
ダストバックのゴミの出し方
ダストバックに溜まったゴミを捨てる場合は、白いファスナーを引いて、ゴミを出します。
フィールドブロワの間違ったセッティング
普通の掃除機をイメージした場合、私は取扱説明書を見ずに以下の写真のようにセッティングしたのですが、これではフィールドブロワは機能しませんので、注意してください。
フィールドブロアの使用方法
3段階の強弱設定
フィールドブロワは3段階の強弱が設定できます。
スイッチ
フィールドブロワのスイッチは黒い部分を手前に引きます。
フィールドブロワ単体では使えない
フィールドブロワを購入し、いざ使用してみようと思ったら、電源コードもバッテリーも付属していません。「えっ!!?」と思って本体の裏側を見てみると、なにやらバッテリーの受けだけがあるようで。
そして取扱説明書を読んでみると「バッテリーは別売り」との文字が。どおりで安いと思ったんですよね、スノーピークにしては。。ってことで、バッテリーを探してみることに。
フィールドブロワのバッテリー選び
フィールドブロワ単体を購入しても使用できないという事が分かり、適合するバッテリーを探してみる。フィールドブロワ自体は冒頭に記載したとおり、マキタのOEM製品となるので、バッテリーもマキタ製品だろうと思い調べてみました。
フィールドブロワのバッテリーの品番
冒頭の仕様書で記載した通り、マキタのバッテリー品番のようなものを発見。
「 18V…BL1860B,1850/B・1840・1830/B,BL1820B・1815N 」
そこで、フィールドブロワに適合するバッテリーの品番の詳細を取扱説明書で確認してみる。
バッテリーの品番によって電圧とアンペア数が変わるので、使用時間が長くなれば、金額も比例するという世の常です。
フィールドファン(MKT-102)と兼用バッテリーを選ぶ
18Vのバッテリーでかつ、モバイルバッテリーということで、ふと、これは同じマキタのOEM製品でスノーピークが販売しているフィールドファン(MKT-102)と同様のバッテリーじゃないかと思い、フィールドファン(MKT-102)の製品仕様でバッテリーの適合表を確認してみることに。
フィールドファン(MKT-102)を購入時は、電源サイトを使用するときにしか多分使わないと思い、モバイルバッテリーの購入は考えてませんでしたが、今回、フィールドブロワ(MKT-103)を購入したことにより、モバイルバッテリーの購入が必須に。フィールドファン(MKT-102)の方は18Vと14.4Vの2つの電圧のバッテリーが使用可能ですが、フィールドブロワ(MKT-103)は18Vのバッテリーしか対応していません。
適合バッテリーの性能をみる
フィールドブロワおよびフィールドファンの両方に使用できるバッテリーを選ぶということで、フィールドブロワのみで使用する場合、そこまで長時間の使用は必要ないかと思ったのですが、フィールドファンについてはサーキュレーターや扇風機にもなるため、夏場のキャンプも想定するならある程度、長時間持つバッテリーが必要になります。
またマキタのバッテリーは結構金額がするのですが、マキタ互換という安い社外品のバッテリーもネットでは散見されます。こういう時、私は社外品を買う勇気がなく純正品の方が何かとトラブルがあった場合に、原因の切り分けや保証なども対応がスムーズになると思い、マキタ純正を購入することに。
そして、どうせ買うなら、一番長時間使えるバッテリーを買おうと思い、「 BL1860B」にしました。まあまあな金額がしますね。
18Vのバッテリーなので、これなら、フィールドファン、フィールドブロワと両方、兼用で使用できます。ちなみに社外メーカーが、マキタ互換で作っているバッテリーは以下のようなものがあります。金額が1/3以下ですね。
なるべく安いものというお客様は社外品でもいいかと思います。
フィールドブロワのバッテリー 充電器選び
フィールドブロワのバッテリーを購入しても充電器がないと使用できません。そこで充電器を選ぼうと思い、探してみます。
フィールドブロワ(MKT-103)のバッテリー充電器の品番
フィールドブロワのバッテリー充電器の品番になります。使用するバッテリーが同じのため、バッテリー充電器の品番は、フィールドファンと同じになります。バッテリーは1口、2口、その他、車での充電器や急速充電器などがあり、充電時間も商品代が高くなるにつれて短くなるという資本主義の縮図になっています。
我が家ではバッテリー自体は1つでいいですし、電動工具などを使用する訳ではないので、2口の充電器はいらないと判断。しかし、キャンプは様々なトラブルが起こるもの、急にどちらかを使用する時に、充電に時間がかかっていたら、心もとないと思い、急速充電器である「DC18RF」を購入することに。
通常充電器の「DC18SD」と急速充電器「DC18RF」では、値段が倍以上違います。そこまで急いで充電する必要がないという方は、通常の充電器でもいいかと思います。
バッテリーセットを購入
バッテリー品番、バッテリー充電器が決まった所で、購入しようと思い、ネットで色々と調べていたら、Amazonに「BL1860b(マキタ純正バッテリー)」と「DC18RF(バッテリー充電器)」のセット販売があったのでこちらを購入しました。
マキタ純正充電器 DC18RF + 純正バッテリーBL1860B(6.0Ah)
まとめ
結局、掃除機が1万ちょっとなら安いかなと思って、フィールドブロワを購入したのですが、バッテリーがないと使用できないという事で、結果、安い充電器、社外のバッテリーを購入しても、追加で最低1万円は必要になります。私の場合は追加で2万円とちょっとかかりました。合計3万4千円ぐらいのハンディータイプの掃除機って、結果、高いですよね?
初めから、バッテリーが別売りと分かっていたら、購入しなかったかもしれませんが、私の場合、フィールドファン(MKT-102)を持っており、今一番お気に入りのキャンプ場「服掛松キャンプ場」はフリーサイトの方が、料金も安くていいのですが、電源がないため、バッテリーはいつか必要かなと思っていたので、結果、良かったかなと自分に言い聞かせています。(笑)
バッテリーセットはまだ到着していませんので、到着してから、フィールドブロワ本体の掃除機や送風としての機能をまたレビューしていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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