【1stステージ】記念すべきキャンプデビュー

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キャンプ地

富士山の頂上なのか、夏の沖縄の海辺なのか。当たり前ですがキャンプ地によってキャンプギアも変わるもの。寝袋ももちろんで、TPOに合わせたスリーピングギアの選択は必要不可欠。今回、初キャンプに選んだ場所は、熊本県と宮崎県の県境、山都町(やまとちょう)にある「歌瀬キャンプ場」。キャンプ場の完全レポートについては別の記事を参照してください。

季節

今回は2021年3月の初旬にお邪魔しました。この時期の平地の気温は暖かい時で、最低気温10度前後、最高気温は25度を超え、寒い時でも最低気温5度前後、最高気温18度あたりが平均気温ですが、このキャンプ場は標高が高いので、一般的に平地よりマイナス5度低いと言われています。

当日の気温 昼間

我が家がキャンプデビューする前日に同じキャンプ場に友人家族が行っていたのですが、そこまで寒くなかったという言葉を鵜吞みにして、洋服もそこまで厚手を用意せずに、キャンプ場に昼の13時頃ついたら、まあ寒い。いやほんと寒い。太陽が出たり隠れたりでも、気温は12度あたりで風も強く、初キャンプの素人キャンパーにしてみれば、なかなか厳しめのコンディション。ランドロックの設営を終え、テント幕内に入ると、中は太陽の光と風を遮るので暖かい。そのため、子供たちはテント幕内で遊ばせることに。

13:00 テント幕内気温 18度 | 外気温 12度

当日の気温 夕方

日が暮れてくると徐々に寒さは増してきて、テント内もストーブなしでは厳しい寒さに。ストーブがないので、スノーピークの石油コンロ「タクード」で暖を取ってみる。まだ夜も深くない時間帯は、石油コンロ「タクード」のおかげで、テント幕内気温は15度まで戻る。

18:00 テント幕内気温 15度 | 外気温 4度

※石油コンロ「タクード」とファイヤーサイド「エコファン ウルトラエラー800JP(Ecofan UltraAir)」を使用した完全レビューは以下の記事を参照してください。

当日の気温 夜

夜が深くなるにつれて徐々に気温が下がっていく。「タクード」の上に置いたストーブファン「エコファン ウルトラエアー800JP」も石油コンロからの熱でぶんぶん回っている。それでも室内の温度はみるみる下がっていく。「エコファン ウルトラエアー」の羽が風を切る音が、まるでもう無理ですって聞こえてくる。

22:53 テント幕内気温 10.3度 | 外気温 1.9度

私は当日の服装のおかげでテント幕内10度ぐらいの気温は平気だったのですが、嫁さんと子供たちは薄着だったので、テント幕内でも寒い寒いと言ってました。

翌日の気温 朝

石油コンロのタクードを消してから就寝。翌朝の気温を見ると、あらまビックリ、氷点下。初キャンプで氷点下というのも、なかなかの経験。

06:53 テント幕内気温 3.5度 | 外気温 -0.5度

果たして睡眠はしっかりとれたのかは以下の二つの記事をみてみてください。

ランドロック設営

初めてのキャンプで初張り。普通、みなさん近くの公園とかで、試し張りをして臨むようですが、なんせ私の性格が結構な面倒くさがりなもので、事前の準備、テント内容の確認など一切せずに、ぶっつけ本番で初張り。ただ、テントが張れなくて、キャンプ場の管理人さんに手伝いをお願いするのは、まだ少しだけ残っているプライドが邪魔をして、そこだけはしないようにしようと、ランドロック設営のYouTubeを4番組ぐらい3回ずつぐらい見ました。

初めてにしては、ほとんど設営に躓くこともなく外側は無事に完了。ただ、事前準備を全くしていなかったので、張り網(?)などは結び目を作ってから、フレームに取付けしたりしていたので、それだけで結構な時間をとられました。

張り網はテント本体をペグで固定したあとに、更にテントの安定性、耐風性を上げるためにテント本体の主にフレームにロープを括り付け、ロープを引っ張って地面にペグで固定する事をいいます。

嫁さんは何もわからない状態でインナーテントの設営をしてくれたので、取扱説明書とYouTubeを見ながらの設営で、結構時間がかかり、私も作業の途中途中で色々と質問をされるたびに、テント幕内に入って確認していたりしてたので、結果的にはランドロックの設営は、2時間ちょっとはかかりました。

まあ、ド素人キャンパーの事前準備なしの初張り、そしてランドロックということを考えれば、レコードタイムに近いぐらいの好成績だったのではないかと自画自賛しています。人生初めてのペグダウンで身体が悲鳴を上げていたため、スカートまでペグ打つ気になれず、スカートはそのままにしました。ランドロックの設営については、実際やってみて既存のネット記事にはないコツや、注意点などに気づきましたので、また改めてレビューしますね。

せっかくのキャンプ、我が家のように時間を獲られなくなければ、新品テントを初張りする前に、事前準備をした方が良いです。部品などが初期不良や欠品で、キャンプ当日にテントが張れないという可能性もなくはないので。

夕食

初キャンプだと張りきって、マグロの刺身や鯛、ステーキ肉など、クーラーボックス一杯に食材を入れて、1日目は、前菜にマグロの炙り、ランチにアクアパッツァ、夕食に味噌鍋からのキムチ鍋、夜食に締めのステーキを用意をしていたにも関わらず、ランドロックの設営が終わり、スノーピークの焚火台Lのスターターセットを準備して火を起こしていたら、あっという間に火が暮れそうな時間帯に。

前菜のマグロの炙りに、アクアパッツァは一体どこへやら?

この日は朝から買い物にでかけ、10時過ぎにドライブスルーでマックを購入して車で食べてから、何も食べてなかったので子供たちからお腹が減ったとブーイングが。そのため、前菜もランチもぶっ飛ばして(というよりする暇もなかった)、アメリカ産の赤身ステーキ肉をスノーピーカーらしく、スノーピーク焚火オールスターズのギアたちで焼くことに。

炭は、炭の独特の臭いが食材につきにくく、備長炭よりも旨味が閉じこまれ、という岩手切炭を使用。

スノーピークの「ジカロテーブル」については、また改めてレビューしますね。

ママ

だからBBQだけにしときなさいって言ったでしょ

UKパパ

確かに….

嫁さんからは初めてのキャンプだから、出来るだけ食事などは簡単なものにして、二回目のキャンプから徐々にキャンプ料理などにも力を入れていけばいいんじゃない?とアドバイスを受けていましたが、まあ、なにせ私の性格なもので、言うこと聞かず。結果、マグロは翌日、家に帰ってからIHのフライパンで炙りをする羽目に。(笑)

まとめ

ゆったりするはずのキャンプが、準備でばたばた、子供たちと遊具で遊びに行くこともできず、何のための家族サービスのキャンプかよく分からない状態に。夕食もゆっくり写真を撮る暇もなく、せっかく購入したGo Pro 9もケースから出すことなく、一枚も撮影することがなかったというオチ。

朝ごはんは、二日酔いで頭が痛くて、子供たちにブーブー言われながら、なんとかホットサンド作るも、前日の夜の鍋と、このホットサンドが唯一食べれた食事であり、ハピキャンや、キャンプYouTubeのように、「キャンプだったら何でも飯がうまい」ということはないと言うことを教えられたキャンプデビュー。

でもなんだかんだ、良い思い出になり、何より子供たちが寒いながらも楽しんでくれたみたいで、また行きたいと言ってくれたことで、とくもかくにも成功だったんじゃないかなと思います。

次回はキャンプギア集めて、ゴールデンウィークに繰り出すのでした。

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