【完全版】アークテリクス サブカテゴリ―と製品グループ、サイズのまとめ その②

前回の記事から少し時間が空きましたが、カナダのアウトドアブランドであるアークテリクスの商品名に関する命名規則から、各製品についての用途や性能についてまとめてみましたので、その第二弾として今回はサブカテゴリーの種類から解説していきたいと思います。前回の記事をご覧になっていない方は以下の記事を先に読んでいただけますようお願いいたします。

目次

サブカテゴリーの種類

アークテリクスの商品名は主に「製品グループ > サブカテゴリー > タイプ > セクシュアリティ」の名前から成り立ちます。前回の記事で製品グループについて詳しく書いたため、今回はサブカテゴリーについて説明します。

シビア

Severe

悪天候など過酷な環境下での着用を想定し、厳しいコンディションでも長期間耐えれるように設計された最も耐久性、防水性の高い素材を用いた耐候性のあるアイテムにつけられるSV。アークテリクスシリーズの最高スペックに付けられるモデルであり、アルファSVこそ、まさにアークテリクスのフラッグシップの頂点に君臨するモデルになります。ファミリーキャンパーには不要なレベルです。(笑)

オールラウンド

All Round

多様なアクティビティに活用できることを重視した耐候性能に優れた機能と素材を使用し、激しい山脈や岩などを登るような方以外はオールラウンドのカテゴリーウェアを持っていれば、ほとんどの環境に対応できます。私のような素人キャンパーであれば、1着持っていれば5年ぐらいは冬越せると思います。

ファストアンドライト

Fast&Light

変わりやすい気候状況やハイキング時などの様々なコンディション下でも対応でき、かつ素早い移動を可能にする高機能、軽量のミニマルデザインです。機能性と軽量化を両立させ、運動を伴うウェアには最適なシステムになります。ファミリーキャンパーのお父さんにはややオーバースペックですが、テントの設営から洗い物まで担当するお父さんには最適なウェアかもしれません。

ライトウェイト

Light Weight

文字の通り、軽量化に特化したカテゴリーのライトウェイト。そのうえで非常に優れた耐久性を持ちトップパフォーマンス素材で構成され、かつ合理的でミニマルな機能で軽量化を実現したアイテムです。タウンウェアとして一番使用されるカテゴリーで、ファミリーキャンパーにとっては一年を通して一番、おすすめなカテゴリーだと思います。

スーパーライト

Super Light

ライトウェイトより更に軽量化を重視し、コンパクトにまとめて持ち運びの携行性を高めたモデル。軽量化にも関わらず耐久性をしっかり確保し、超軽量素材を使用したデザイン。春から秋、夏場の高地にかけてアウターレイヤーとしても活躍し、寒さが深くなればミッドレイヤーとしても活躍する、一枚持っていて損はないカテゴリーです。私も一枚持っています。

インサレーテッド

Insulated

暖かさを効果的に確保し、あらゆる要素から体を守る断熱性能に優れた製品。アトムシリーズを筆頭にインサレーションを取り入れた様々なプロダクトをリリースしており、アークテリクスの防寒ウェアとして代表的なカテゴリーになります。

ミックスコンディション

Mix Condition

ミックスコンディションという名の通り、変わりやすい天候向けにデザインされ、刻々と変化する高山の環境でのコンディションの変化に対応できる製品。丈夫な素材で透湿性と耐水性も兼ね備え、他のアイテムと一緒に組み合わせて使用するのに最適です。耐候性と伸縮性のあるミッドアウターレイヤーで高い通気性と耐摩耗性を備えています。

ロングディスタンス

Long Distance

長距離のトレイルランニング用に、長い時間走っても足を守れるようにプロテクションが施されており、快適性とサポート力、プロテクション性能を高めた、軽量かつ耐久性のあるフットウェアで、クッション性も高いのが特徴です。

バーティカル

不整地などの道の変化が激しいルートを走るときに最適で、グリップ力と耐久性が高く、過酷な環境でもしっかり地面を踏みしめて走りたい方におすすめです。グリップ力や機能性、耐久性を確保したトレイルランニング用フットウェアです。

タイプ

アークテリクスの商品名は、製品グループを頭として、次にサブカテゴリーが入ってきます。そして、その次にタイプとなります。主なタイプの種類を以下に記載します。

ジャケット

その名の通りジャケットタイプの製品で主にフードがないアウターレイヤーのモデルに多い印象です。またタウンウェアとしても活躍します。首回りがスッキリするので、フーディーとのレイヤリングを考えている方はジャケットの選択肢もありだと思います。アルファ、ベータ、ゼータというアーウテリクスのフラッグシップモデルについてはフードがあっても、ジャケットと表現されます。

フーディー

1番、製品として販売数が多いタイプであるフーディー。いわゆるパーカーですが、山やアウトドアのウェアのため、フードがないと、急な雨や風などから身体を守ることができないため、フーディーが1番多くの製品やカラーなどをラインナップしています。

アノラック

上から被るタイプのウェアで真ん中のジッパーが途中までしか付いていないモデルです。主にミッドレイヤーや春先などのロングTシャツの代わりとして、活躍します。

カーディガン

あまり製品の数は多くありませんが、カーディガンタイプのものも出しています。

ベスト

ベストは、トレッキングやハイキングなどにコンパクトに収納できるため、休憩時や肌寒くなったときに活用できます。

ジップ

主にインサレーテッドウェアに採用されているジップタイプ。通常のジップに加え、ジップの長さが短いハーフジップや、首元まで襟があるジップネック、ジップネックシャツなどのタイプなどがあります。

プルオーバー

首元までしっかりと生地で覆ったTシャツのようなタイプがプルオーバーになります。

クルーネック

首元の襟ちかくまで生地で覆ったタイプのTシャツになります。

パンツ

パンツはボクサーショーツから、ボトム、タイツ、ビブショーツや、ニッカーなど様々なタイプを出しています。

セクシュアリティ

セクシュアリティは、メンズ、ウィメンズ、ユニセックスと3種類、展開しています。

アークテリクスの商品名まとめ

アークテリクスの商品名は、前回の記事から今回の記事まで説明した製品グループやサブカテゴリー、タイプなど数多くの用途や機能などの種類によって命名されています。例えば、フラッグシップモデルである同じアルファシリーズでも、悪天候や強風の中、岩場をクライミングする人が「アルファSVジャケット」を選択するのに対して、低山の登山や冬場のトレッキングなどの人はSVほど頑丈な素材はいりません。そのため、「アルファARジャケット」を選択するということになります。

インサレーションウェアのアトムシリーズでは、「アトムARフーディー」であれば、分厚めの生地のタイプになり、真冬のミッドレイヤーとして最適ですが、毎年春の時期にだけ販売される「アトムSLフーディー」に関しては、同じインサレーションウェアであっても、かなり薄手の生地になり、真冬のミッドレイヤーとしては機能しません。逆に春時期に「アトムARフーディー」では暑すぎて切れません。

このようにアークテリクスの場合、製品グループだけではなく、製品グループが同じでもサブカテゴリーによっても機能が大きく変わり価格も変わるため、より自分の用途に合った製品を細かくピンポイントで選べるように、製品ラインナップが充実しています。だからこそ、専門性の高いウェア選びができる反面、私のようなド素人のファミリーキャンパーは、何を買えばいいのか迷ってしまいます。

今回、そんな私の苦い経験を元にアークテリクスの製品グループ、サブカテゴリーについてまとめてみました。皆様の参考になってくれれば幸いです。続いては多くの皆様が購入前に知りたいと思う、アークテリクスのサイズ感について詳しく書いていきます。

アークテリクスのサイズ表

アークテリクスのサイズに関しては種類やサイズ感も含めて私も購入前に色んな記事で確認しました。おそらく10個ぐらいの記事を隅々まで読んだと思います。今回は、この記事だけ読んでいただければアークテリクスのサイズやサイズ感に関してご理解いただけるよう書いていきます。

まずはサイズ表をアークテリクス公式サイトより引用させていただきます。ここでは日本人に馴染みのあるセンチメートル単位の表を掲載します。インチや国際サイズでの表記を見たい方はアークテリクス公式サイトをご確認ください。

メンズトップス

ウィメンズトップス

メンズパンツ

メンズパンツ採寸方法

ウィメンズパンツ

ウィメンズパンツ採寸方法

フィットガイド

続いて、サイズと同様に重要なフィットについてです。フィットガイドにつきましてもアークテリクス公式サイトより引用させていただきます。フィットとはウェアのシルエット(形状)のことで、アークテリクスの製品それぞれのフィットタイプを考慮して、レイヤリングを考えます。アークテリクスではトップス、ジャケット、パンツそれぞれの製品にフィットタイプが設定されています。また裾や長さに関してはウィメンズ特有のフィットタイプがあったります。

メンズ

ウィメンズ

フィットについて

例えばトップスを例に出すとベースレイヤーなどは必然的にぴったりフィットになり、ピレイジャケットなどは一番外側のアウターレイヤーになるため、リラックスフィットになります。製品シリーズによってフィットタイプが変わらないような商品の場合は、サイズを選ぶときにフィットタイプを気にする必要はありませんミッドレイヤーにもアウターレイヤーにもなるような製品シリーズの場合は、その製品のフィットタイプがどれかで、選ぶサイズも変わってきます

私が購入した「ガンマSLフーディー」はトリムフィットになります。そのため、サイズを選ぶときに、自然と細めになるため、アウターレイヤーをメインとして使用するのであれば、ワンサイズ、大きめを選択するという手もありますし、ミッドレイヤーとしての主な使用を想定しているのであれば、ジャストサイズ、もしくはワンサイズ落としてもいいかもしれません。しかし同じガンマシリーズでも「ガンマLTフーディー」になると、レギュラーフィットになります。レギュラーフィット自体は上記の図のように少しゆったり目になるため、ジャストサイズを選んでも、中にレイヤードが出来るということになります。

レイヤリングを考えるときに、製品シリーズとその製品がどのフィットタイプなのかは、非常に重要になってきます。上の例ではトップスのシルエットについて書きましたが、これにジャケットの裾や長さ、パンツレッグなどがあります。レイヤリングについては以前の記事で概念を少しだけ書いていますが、また改めて詳しく書きますので、楽しみにしていてください。

アークテリクスのサイズ感

おそらく多くの読者の方が一番知りたい、アークテリクスのサイズ感についてです。以前の記事と少し内容が被ってしまいますが、その内容を一部、引用して書いていきます。

普段のサイズより最低ワンサイズダウン

アークテリクスはカナダのブランドなので、当たり前ですがサイズも外国人向けに作られています。外国の方は日本人に比べ背丈も高く、足や手も長いです。そのため、アークテリクスのサイズは、日本のブランドで普段着ている洋服より、最低ワンサイズは小さいものを選ぶといいと思います。最低と記載したのは、すこしタイトに着るなら、ツーサイズダウンでも丁度いいぐらいだからです。普段着ている洋服のサイズと同じサイズを着るなら、かなりのオーバーサイズになると思った方がいいと思います。日本人であれば普段の服のサイズより最低ワンサイズダウンというのが基本ということを覚えておきましょう。

ちなみに私は普段「L」サイズの洋服で、どちらかというとゆったり着る服が多いのですが、アークテリクスのアウターレイヤーに関しては2着とも、2サイズダウンの「S」サイズを購入しています。

タウンウェアとしてよく見かけるMサイズ

タウンウェアとしてモデルが着用しているブランドのポスターなどを見ると、アークテリクスのMサイズを着用している方が多いような気もします。特にビームスが毎年2回、春と冬に別注として限定販売する「ビームス×アークテリクス」のコラボレーションアイテムでは、身長170センチぐらいの若い男性が「ゼータ SL」のMサイズをオーバーサイズで着こなしているポスターがよくあります。

ビームス × アークテリクス 2021

アークテリクスのMサイズは、正直かなり大きめです。これはあくまでタウンウェアとしてぶかぶかとした感じでMサイズを着こなしており、山登りやキャンプなど、アウトドアでの余分なオーバーサイズは、動く際に邪魔になりますし、また重量も余計に重くなります。前回のガンマSLフーディーの記事で書きましたが、日本人でMサイズ以上を普通にジャストサイズで着る人はかなり少ないと思います。

日本人の中年男性はSサイズ、若い男性はXSサイズが一番多いんじゃないかと個人的には思っています。

試着は必要?

アークテリクスのウェアをネットで購入しようと思っていましたが、もしサイズで失敗して返品が出来なかった事を考えると、ユニクロぐらいなら別にいいですが、アークテリクスの金額だとかなり凹みます。そのため私は購入前に、実際に試着しに実店舗へ行ってきました。もし購入前に試着できる店舗が近くにある場合は、必ず実際に試着してみることをお勧めします。近くにアークテリクスの取扱店舗がなく、どうしても試着できない場合は、試着の感想を細かく書いていきますので参考にしていただければと思います。

私の普段の服のサイズ

私の基本体型

  • 身長172cm、体重72kg
  • 肩幅も身長の割には広い
  • サーフィンをしていたこともあり胸囲は大きめ
  • 最近ダイエット中だが、お腹はまあまあポッコリ出ている(前回の記事から2kgぐらい太ってます。泣)

私は、いわゆる中年ど真ん中の体型で、普段は少しだけゆったりの服を着ることが多く、ユニクロでは「L」サイズ。ヒートテックのようなインナーでも「M」サイズだと窮屈になるので「L」サイズを着用しています。ジャケットなども基本は全て「L」サイズで、パンツやインナー全てにおいて「L」サイズが基本です。

運動は結構若い頃からしてた方で、最近になって一年ぐらい何の運動もせずに、太ってきましたが、最近のような中年の体型になってからも昨年10月(半年ぐらい前)ぐらいの人間ドッグで筋肉量は、普段の同年代に比べるとある方でした。それでもお腹も前回よりまあまあ出てきてるので、若干のぽっちゃり系です。そこを考慮していただいて、後述する試着内容をみていただけたらと思います。

Mサイズを試着してみた

アークテリクスのガンマSLフーディーを着用すると、Mサイズでは、ほどよくオーバーサイズになります。ほどよくという表現が我ながら絶妙で、Mサイズは着丈が長くなり、お尻が結構隠れてしまう感じになります。裄丈はまっすぐすると手が8割ぐらい隠れてしまうぐらいの長さになります。かといって、着ていて変かと言われれば、私ぐらいの体型の場合は、そこまで気にならない程度です。もし、細身の身長172cmの人であれば、Mサイズでもかなりオーバーサイズになると思います。

そして、ゼータSLジャケットを着用してみても、ガンマSLとほぼ同じ感覚でした。つまり、Mサイズでは若干のオーバーサイズとなり、普段のウェアだとこれぐらいで着ても大丈夫ですが、キャンプではほぼジャストサイズぐらいで着たかったので、Mサイズだと少し大きいかという感じでした。

ちなみにガンマSLフーディーも、ゼータSLフジャケットもトリムフィットになります。

Sサイズを試着してみた

MサイズとSサイズを試着して、着丈、裄丈がほぼジャストサイズになったのは「S」サイズでした。私は身長172cmにしては、やや大きめの体型と記載しましたが、それでもトリムフィットのガンマSLフーディー「Sサイズ」でジャストサイズ、Mサイズでややオーバーサイズということは、普段より2サイズダウンでジャストフィットということになります。トリムフィットであるにもかかわらず「S」サイズがジャストフィットだったことはちょっと驚きでした。普段、MLサイズなどを着られる方は、XSサイズも選択肢にあっていいと思います。

トリムフィットで2サイズダウンがジャストフィット

タイトに着るなら2サイズダウンをお勧めしましたが、トリムフィットで2サイズダウンでジャストフィットということは、レギュラーフィットであれば、3サイズダウンでジャストフィットぐらいかもしれません。レギュラーフィットのアークテリクスウェアはまだ持っていないため、また購入する機会がありましたら、レビューさせていただきます。

Lサイズは試着すらしていない

普段、ユニクロを初め、制服のジャケットも、その他の服も全て「L」サイズの私がアークテリクスに限っては、「L」サイズは試着すらしていません。アークテリクスの「M」サイズで普段着ている洋服の「L」サイズより大きかったためです。カナダの人を初め、外国人って改めて身体が大きいんだなと実感しました。

サイズ感まとめ

アークテリクスのサイズは日本人にとって、2サイズダウン、細身の方は3サイズダウンぐらいで、ジャストフィットか少しタイトになるぐらいだと思います。普段の洋服と全く同じサイズだと予想以上にオーバーサイズになると思いますので、サイズ選びは慎重にしましょう。またフィットのタイプなどまで考慮してサイズ選びをするとより、レイヤリングもしやすくなります。ユニクロのように安い買い物ではないので、購入して失敗したということがないよう、アークテリクスのサイズ選びは熟慮のうえ購入してください。

まとめ

  • アークテリクスはカナダ発祥のメーカーで人間工学に基づいた高性能で高機能なウェアを主に販売している
  • アークテリクスの商品名は、主に製品グループ、サブカテゴリー、タイプで命名されている
  • サイジングに関しては、通常のサイズに加え、フィット感、カッティング長尺、レイヤリングを考慮して作られている
  • ハードシェル、ソフトシェル、インサレーションを主として様々なウェアやバックなどを販売している
  • アークテリクスのサイズ感は、日本人であれば、普段より最低ワンサイズダウンを選んだほうがいい
  • アークテリクスのサイズ選びは、フィットのタイプを考慮するとより、体型にマッチしたり、レイヤリングがしやすくなる
  • 試着できる環境が近くにあれば購入前に試着した方がいい

アークテリクスについてのまとめになります。私が調べたなりのことをまとめてみましたが、もちろん、仕事でもなければ、専門分野でもないため、間違っている表現や内容もあるかと思います。お気づきの方は遠慮なく右のサイドバーの問い合わせページからご指摘ください。すぐに修正させていただきます。

読者の方と一緒にキャンプを楽しむためのキャンプナインのブログを盛り上げていけたらと思っております。またアークテリクスの製品を購入したら、個別に完全レビューしていきます。またレイヤリングについても改めて詳しく書ければと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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